
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月05日 15時18分
相場概況(主力株)/5日の日経平均は前日比38.71円高の8863.30円
5日の日経平均は前日比38.71円高の8863.30円、高値は8880.23円、安値は8805.79円。東証一部の出来高は14億8488万株、売買代金は9263億円、時価総額は256兆1580億円、値上がり銘柄数は961銘柄、値下がり銘柄数は520銘柄、変わらずは189銘柄。日経平均は続伸。
4日のNYダウは続伸し、前日比80.75ドル高の13575.36ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.88(5.70%)安の14.55だった。週間の米新規失業保険申請件数が4000件増加して36万7000件と、前週比で市場予想(37万件)ほど増えなかったことや、8月の製造業受注額が前月比5.2%減と、市場予想の5.9%減よりも減少率が小さかったことが好感された。
NY円相場は横ばいとなり、前日終値と同じ1ドル=78円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで6日続落し、前日比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=102円15~25銭で取引を終えた。ECBは4日の政策委員会で、政策金利を0.75%で据え置くことを決め、ドラギ総裁は、ECBは必要な条件が満たされ次第、ユーロ導入国の国債購入を開始する用意があると言明した。これが改めてユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は3日ぶりに大幅反発した。WTI期近の11月物は前日比3.57ドル高の1バレル91.71ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。12月物は前日比16.7ドル高の1トロイオンス1796.5ドルで取引を終えた。一時は1797.7ドルまで上昇し、中心限月として昨年11月9日以来、ほぼ11カ月ぶりの高値を付けた。
前場の日経平均はこじっかり。堅調な米株、ユーロ高・円安など外部環境は良好。しかし、東京市場は3連休前の週末で、米雇用統計発表を控えている。加えて、前原国家戦略・経済財政相が出席の意向を示している、日銀決定会合の結果発表を午後に控えている。このため、前場の日経平均は上にも下にも動き難い状態だった。
後場の日経平均もこじっかり。日銀が金融政策決定会合で金融政策の据え置きを決めたと発表すると、失望売りが出て、8805.79円まで下落する場面があったが、景気敏感株中心に買い戻された。
東証33業種では、非鉄金属、海運、鉱業、化学、ガラス・土石、機械、鉄鋼、水産・農林、不動産、保険、食料品などが値上がりした。一方、空運、輸送用機器、小売、精密機械、ゴム製品、医薬品、陸運の7業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはイー・アクセス(9427)、2位はインターネットイニシアティブ(3774)、3位は鬼怒川ゴム(5196)。一方、値下がり率トップは北洋銀行(8524)、2位は井筒屋(8260)、3位はルック(8029)。