
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月25日 15時12分
相場概況(主力株)/25日の日経平均は前週末比63.73円安の8734.62円
25日の日経平均は前週末比63.73円安の8734.62円、高値は8837.83円、安値は8726.40円。東証一部の出来高は13億8677万株、売買代金は8378億円、時価総額は257兆3426億円、値上がり銘柄数は609銘柄、値下がり銘柄数は927銘柄、変わらずは133銘柄。日経平均は続落。
22日のNYダウは3日ぶりに反発し、前日比67.21ドル高の12640.78ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.97(9.81%)安の18.11だった。ムーディーズが21日夕に銀行の格下げを発表した。だが、引き下げの程度は以前に警告されていたほどではなかった。これで銀行株中心に、安心感が広がった。また、独仏伊スペインの4カ国首脳は1300億ユーロ規模の成長支援策を欧州は導入すべきとの考えで一致した。これが好感された。だが、ユーロ圏共同債の導入や救済基金の柔軟運用については、ドイツの抵抗が根強く、話し合いは平行線に終わったという。
NY円相場は3日続落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=80円35~45銭で取引を終えた。円は対ユーロで反落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=101円10~20銭で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が資金供給の際に受け入れる担保の条件を緩和したことがユーロ買い材料になった。
NY原油先物相場は反発した。WTI期近の8月物は前日比1.56ドル高の1バレル79.76ドルで取引を終えた。NY金先物相場は5日ぶりに反発、8月物は前日比1.4ドル高の1トロイオンス1566.9ドルで取引を終えた。
堅調な米株、円相場の円高一服を受け、寄り付き直後は買いが先行した。しかし、戻り待ちの売りに押され、日経平均は寄り付き天井となり、前週末比マイナスに転じた。物色面では、中堅ゼネコンや橋梁の低位株が賑わった。
後場の日経平均は下げ幅をやや拡大。円相場が、対ドル、対ユーロともに円高に振れた。これが嫌気された。
東証33業種では、ゴム製品、水産・農林、建設、ガラス・土石の4業種が値上がりした。一方、鉱業、海運、その他製品、証券、商品先物、空運、電気機器、電気・ガス、銀行、保険、石油・石炭製品、食料品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは飛島建設(1805)、2位はダイセキ環境ソリューション(1712)、3位は日本橋梁(5912)。一方、値下がり率トップは東洋埠頭(9351)、2位はヘリオステクノH(6927)、3位はアルプス電気(6770)。