
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月06日 11時52分
前場概況(主力株)/6日前場の日経平均は前日比110.18円高の8492.18円
6日前場の日経平均は前日比110.18円高の8492.18円、高値は8500.93円、安値は8412.55円。東証一部の出来高は9億3251万株、売買代金は4889億円、時価総額は247兆3565億円、値上がり銘柄数は1173銘柄、値下がり銘柄数は359銘柄、変わらずは115銘柄。日経平均は大幅続伸。
5日のNYダウは5日ぶりに反発し、前日比26.49ドル高の12127.95ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.44(5.51%)安の24.68だった。G7の財務相・中央銀行総裁による緊急の電話協議は共同声明の採択は見送った。しかし、スペインやギリシャなどで広がる欧州債務危機に協調して対応するとの認識で一致した。6日のECB理事会や、7日のバーナンキFRB議長の議会証言での追加金融緩和への思惑がサポート要因となった。
NY円相場は続落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=78円70~80銭で取引を終えた。日本政府・日銀による円売り介入への警戒感が強まった。円は対ユーロで小幅に3日続落し、前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=98円00~10銭で終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の7月物は前日比0.31ドル高の1バレル84.29ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比3.0ドル高の1トロイオンス1616.9ドルで取引を終えた。
先進国の政策当局が危機打開に向けて動き出した点を、市場は評価し、安心した。このため、買い戻しが先行し、前場の日経平均は大幅続伸した。対ドル、対ユーロでの円高一服が好感された。ただし、ECB理事会の結果発表やドラギECB総裁の会見を見極めたいというムードは強いため、薄商いだった。
東証33業種では、証券、商品先物、不動産、海運、その他金融、繊維製品、非鉄金属、ゴム製品、金属製品、精密機械、ガラス・土石、電気機器などが値上がりした。一方、電気・ガス、パルプ・紙、空運、食料品、医薬品の5業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは東京デリカ(9990)、2位はランド(8918)、3位はダイセキ環境ソリューション(1712)。一方、値下がり率トップはサクラダ(5917)、2位は学情(2301)、3位は東亜建設(1885)。