< 外資系9社、売り1010万株、買い1090万株、差引き80万株の買い越し

前場概況(主力株)/6日前場の日経平均は前日比110.18円高の8492.18円 >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月06日 08時31分

本日の相場見通し/想定レンジは8350円~8550円程度で、続伸見込み

5日の米国株式市場では、NYダウは5日ぶりに反発し、前日比26.49ドル高の12127.95ドル、ナスダック総合指数は続伸し、同18.10ポイント高の2778.11ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.44(5.51%)安の24.68だった。G7の財務相・中央銀行総裁による緊急の電話協議は共同声明の採択は見送った。しかし、スペインやギリシャなどで広がる欧州債務危機に協調して対応するとの認識で一致した。6日のECB理事会や、7日のバーナンキFRB議長の議会証言での追加金融緩和への思惑がサポート要因となった。

NY円相場は続落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=78円70~80銭で取引を終えた。日本政府・日銀による円売り介入への警戒感が強まった。円は対ユーロで小幅に3日続落し、前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=98円00~10銭で終えた。

NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の7月物は前日比0.31ドル高の1バレル84.29ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反発した。8月物は前日比3.0ドル高の1トロイオンス1616.9ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は8455円大証清算値比45円高だった。

外部環境が小康状態のため、本日の東京株式市場も下げは一服する見通し。一応、先進国の政策当局が危機打開に向けて動き出した点に、(今後、予断は許せないものの)市場は評価し、安心している。日経平均の想定レンジは8350円~8550円程度で、続伸見込み。ただし、ECB理事会の結果発表やドラギECB総裁の会見を見極めたいというムードは強いため、商いは盛り上がりことはないだろう。

物色面では、政府は次世代医療として期待される「再生医療」について、実用化までの手続きを緩和する検討に入ったと報じられており、「再生医療」関連のバイオベンチャーが賑わう見通し。また、エネット(東京・港)が7月から節電を促す料金体系を導入すると伝わり、節電間連や、再生可能エネルギーの一角も物色されそう。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)