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本日の相場見通し/外部環境悪化、日経平均は3日ぶりに反落へ >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月13日 19時25分

来週の相場見通し/外部環境が再び急激に悪化しない限り、戻りを試す

来週の日経平均は、外部環境が再び急激に悪化しない限り、戻りを試すとみている。日経平均の想定レンジは9400円~9900円程度。想定を超える悪材料が出なければ、11日の9388.14円は当面の底値になる公算だ。メインシナリオは、11日安値を起点にリバウンド入りし、ネックラインを形成。その後、再び売りに押され、1番底である11日安値に対する2番底を形成する展開だ。つまり、来週はネックラインを形成するべく、戻りを試す週になると考えている。

テクニカル的に、日経平均の3月27日の10255.15円から4月11日の9388.14円までの下げ幅867.01円の38.2%戻しは9719.33円、50%戻しは9821.65円、61.8%戻しは9923.95円。全値戻しは2番底を入れた後に達成するとの読みを前提に、今回の最大の戻りメドは61.8%戻しレベルとみている。また、25日移動平均線(13日現在、9927.43円)も強力なレジスタンスとして機能する見通しだ。

ちなみに、週足ベースでみると、昨年の7月高値10207.91円からの動きでは、11月の8135.79円と12月の8272.26円とで、ダブルボトムを付けて、今まさに「カップ・ウィズ・ハンドル」となってきておる。「カップ・ウィズ・ハンドル」とは、中長期的なボトムを判断する信頼性の高いチャートパターンといわれている。

具体的には、(昨年末から今年の年初からの値動きのように)下降トレンドの終盤に、カップの底を這った株価が上昇に転じてくる。しかし、そのまま一気に上昇するのではなく、カップの口の部分(今回は昨年7月高値付近)で一旦叩かれて、値を下げてカップの「柄」を形成する。叩かれた場所は、今年3月27日の10255.15円。

よって、現在は、コーヒーカップの「柄」の部分の作成の真っ最中との認識だ。予想通りこの「柄」が完成した場合、大きな上昇トレンドの発生が期待できるとみている。また、現時点では、「柄」の部分の最安値は11日の9388.14円で決まる可能性が高いとみている。

なお、6日時点の信用買い残は7週連続で増加した。買い残は前週比676億円増の1兆4569億円と、2011年9月22日時点の1兆5411億円以来、約6カ月半ぶりの高水準となった。一方、信用売り残は4週連続減。前週比129億円減の5955億円と1月27日以来の低水準となった。また、信用評価損益率は4月6日時点でマイナス11.68%と、前週のマイナス9.46%から悪化し、2月3日時点のマイナス12.18%以来、約2カ月ぶりのマイナス幅となった。

将来の売り予約の買い残が増加し、買い予約の売り残が減っている。その上、買い方の評価損が膨らんでいる。信用需給は悪化したとみてよいだろう。このため、戻り局面では、信用買い方の手仕舞い売りが五月雨的に出て、相場の上値を抑制することになる見通しだ。この傾向は、個人信用客が好みの小型の材料株のうち、買い残の増加を伴いながら上昇後、チャートが崩れた銘柄群に顕著に出る公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)