< 来週の相場見通し/外部環境が再び急激に悪化しない限り、戻りを試す

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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月16日 08時12分

本日の相場見通し/外部環境悪化、日経平均は3日ぶりに反落へ

13日の米国株式市場は3日ぶりに大幅反落、NYダウは前日比136.99ドル安の12849.59ドル、ナスダック総合指数は同44.22ポイント安の3011.33ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.35(13.66%)高の19.55だった。スペインの銀行によるECBからの借入額が3月に急増し、過去最高となったため、スペイン国債の利回りが上昇し、同国債の保証コストは過去最高に達した。また、4月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)は、前月比0.5ポイント低下の75.7と、8カ月ぶりに低下した。市場予想の76.2も下回った。これらが嫌気された。

NY円相場は下落し、前日比5銭円安・ドル高の1ドル=80円85~95銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比85銭円高・ユーロ安の1ユーロ=105円75~85銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近の5月物は前日比0.81ドル安の1バレル102.83ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。6月物は前日比20.4ドル安の1トロイオンス1660.2ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)6月物は9530円大証清算値比110円安だった。

中国人民銀行(中央銀行)は14日、人民元の対ドル相場の変動幅について従来の1日当たり上下0.5%から1%ずつに広げると発表した。16日から適用する。なお、中国の貿易黒字は縮小傾向にあり、足元景気も減速気味。このため、変動幅拡大、元高、円高にはならないだろう。現状の元の対ドル相場はほぼ均衡水準との見方は強く、為替相場への影響はほぼ皆無とみている。

本日の日経平均は週末の米株が軟調なため、売りが先行する見通し。3日ぶりに反落しよう。想定レンジは9450円~9650円程度。売り一巡後は下げ渋るというのがメインシナリオ。円相場への感応度が高い状態が続く公算。心理的な節目の1ドル=80円を突破すると、さすがに嫌気売り圧力が強まるだろう。しかし、そうではなく、現状の水準で推移するなら、日経平均は9500円付近で踏み止まるとみている。

日銀の追加の金融緩和期待が一方的な円高に歯止めをかけるだろう。ただし、欧州債務問題(高債務国の国債利回り上昇)が沈静化しないと、世界的に、投資家はリスクオフのスタンスを継続するとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)