
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
03月07日 11時52分
前場概況(主力株)/7日前場の日経平均は前日比71.56円安の9566.07円
7日前場の日経平均は前日比71.56円安の9566.07円、高値は10時34分の9603.19円、安値は始値の9509.10円。東証一部の売買代金は6900億円、値上がり銘柄数は409銘柄、値下がり銘柄数は1071銘柄、変わらずは177銘柄。日経平均は3日続落。
6日のNYダウは大幅に3日続落、前日比203.66ドル安の12759.15ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は前日比2.82(15.62%)高の20.87だった。民間投資家によるギリシャの債務削減への参加表明期限を8日に控え、買いが手控えられる一方、売りが優勢になった。6日発表のブラジルの11年実質GDP成長率が前年比2.7%と10年実績から大幅に縮小した。これも嫌気された。
NY円相場は続伸し、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=80円85~95銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に5日続伸し、前日比1円70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=106円05~15銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落した。WTI期近の4月物は前日比2.02ドル安の1バレル104.70ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に3日続落した。4月物は前日比31.8ドル安の1トロイオンス1672.1ドルで取引を終えた。
2月18日付の国際金融協会(IIF)の文書によれば、IIFは、ギリシャが無秩序なデフォルトに陥れば、危機の連鎖を食い止めるためスペインとイタリアへの外部支援の必要性が高まり、ユーロ圏への影響が1兆ユーロを超える恐れがあると警告したと伝わっている。このため、市場は、ギリシャの債務削減に参加する民間投資家が全体の75%を割った場合は支援の枠組みを抜本的に見直す可能性もあるとの見方から警戒感を強めている。
これを背景に、米株が下落し、円高に振れているため、前場の日経平均は3日続落した。なお、JR東日本(9020)が6日、首都直下地震などに備えた耐震補強対策に約1千億円を投じると発表したと伝わり、鉄建建設(1815)や東鉄工業(1835)が買われ、昨日に引き続き、橋梁・道路株などが物色された。また、本日は船株にも、物色の矛先が向かった。
東証33業種では、ゴム製品、食料品の2業種が値上がりした。一方、保険、証券、商品先物、海運、鉱業、不動産、情報・通信、その他製品、パルプ・紙、卸売、銀行などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは鉄建建設(1815)、2位は明治海運(9115)、3位は共栄タンカー(9130)。一方、値下がり率トップはETFS天然ガス上場(1689)、2位は宮越ホールディングス(6620)、3位は宮地エンジニアリングG(3431)。