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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

03月07日 08時28分

本日の相場見通し/日経は大幅安、短期資金は復興関連銘柄群に一極集中

6日の米国株式市場は大幅に3日続落。NYダウは前日比203.66ドル安の12759.15ドル、ナスダック総合指数は同40.16ポイント安の2910.32ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は前日比2.82(15.62%)高の20.87だった。民間投資家によるギリシャの債務削減への参加表明期限を8日に控え、買いが手控えられる一方、売りが優勢になった。6日発表のブラジルの11年実質GDP成長率が前年比2.7%と10年実績から大幅に縮小した。これも嫌気された。

NY円相場は続伸し、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=80円85~95銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に5日続伸し、前日比1円70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=106円05~15銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は反落した。WTI期近の4月物は前日比2.02ドル安の1バレル104.70ドルで取引を終えた。NY金先物相場は大幅に3日続落した。4月物は前日比31.8ドル安の1トロイオンス1672.1ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)3月物は9535円大証清算値比115円安だった。

2月18日付の国際金融協会(IIF)の文書によれば、IIFは、ギリシャが無秩序なデフォルトに陥れば、危機の連鎖を食い止めるためスペインとイタリアへの外部支援の必要性が高まり、ユーロ圏への影響が1兆ユーロを超える恐れがあると警告したと伝わっている。このため、市場は、ギリシャの債務削減に参加する民間投資家が全体の75%を割った場合は支援の枠組みを抜本的に見直す可能性もあるとの見方から警戒感を強めている。

これを背景に、米株が下落し、円高に振れているため、本日の日経平均は大幅に3日続落する見通し。想定レンジは9450円~9650円程度。一応、2月28日の9528.77円が下値メドと意識されるだろうが、アジア株が大幅下落したり、東京外国為替市場で円高に一段となれば、9500円割れもアリだろう。

ただし、首都高速道路会社が5日、首都高の大規模な更新に関する調査研究委員会の初会合を開き、老朽化した区間で重点的に建て替えや大規模修繕を検討することで一致した。これを受け、昨日の東京市場では、橋梁・道路株などが、新コンクリート時代・インフラ更新・復興関連銘柄群が派手に値を飛ばした。これらは、外部環境の影響をほぼ受けない銘柄群だ。このため、ホットマネーは、同関連株に一極集中する公算が大きい。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)