
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
02月17日 15時13分
相場概況(主力株)/17日の日経平均は前日比146.07円高の9384.17円
17日の日経平均は前日比146.07円高の9384.17円、高値は10時19分の9435.03円、安値は9時2分の9369.25円。東証一部の売買代金は1兆5272億円、値上がり銘柄数は1083銘柄、値下がり銘柄数は437銘柄、変わらずは154銘柄。日経平均は大幅反発。2011年8月4日以来、約半年ぶりの高値を付けた。
16日のNYダウは反発し、前日比123.13ドル高の12904.08ドルと、2008年5月19日以来、ほぼ3年9カ月ぶりの高値で取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.92(9.08%)の19.22だった。週間の新規失業保険申請件数は34万8000件と前週から予想に反して減少した。1月の住宅着工件数も市場の想定以上に増加した。そして、「ECBは、保有する500億ユーロのギリシャ国債を新規発行する同じ金額の同国国債に乗り換え、損失を避ける見通し」と伝わった。これらが好感された。
NY円相場は反落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=78円85~95銭で取引を終えた。一時78円96銭と、昨年11月1日以来、約3カ月半ぶりの円安水準を付けた。円は対ユーロで大幅に反落し、前日比1円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=103円60~70銭で取引を終えた。一時103円83銭まで下げ、昨年12月12日以来、約2カ月ぶりの安値を付けた。20日にもギリシャ次期金融支援が承認されるとの期待も強まり、ユーロが買われた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の3月物は前日比0.51ドル高の1バレル102.31ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸した。4月物は前日比0.3ドル高の1トロイオンス1728.4ドルで終えた。
米株上昇、円安基調を好感し、前場の日経平均は大幅に反発。東京外国為替市場で円相場が、対ドル、対ユーロで下げ幅を拡大したことが追い風となった。対ドルでは、2011年11月1日の79円10銭以来3カ月半ぶりに79円台に下落した。対ユーロでは、昨年12月9日の104円41銭以来2カ月ぶりの安値を付けた。とりわけ、ユーロについては、2月末にはECBが2度目の3年物資金供給オペを実施することもあり、大量の資金が市中に出回り、円高・ユーロ安の圧力が強まるとの見方が強まっていた。
後場の日経平均は前場の取引レンジ内で膠着。高値警戒からの売りや、週末要因での売りを、出遅れた投資家の買いや、売り方の買戻しが吸収した。なお、東証2部指数は24日続伸、過去2番目の連騰記録となった。ちなみに、東証2部指数の連騰記録は、1975年の4月9日から5月13日までの26営業日続伸が過去最長だという。
東証33業種では、鉱業、不動産、ゴム製品、機械、証券、商品先物、非鉄金属、空運、電気機器、石油・石炭製品、精密機械、輸送用機器、卸売などが値上がりした。一方、海運、情報・通信、電気・ガスの3業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはサークルKサンクス(3337)、2位は日本アジア投資(8518)、3位は内田洋行(8057)。一方、値下がり率トップはトレンドマイクロ(4704)、2位は日本橋梁(5912)、3位はグリー(3632)。