
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月30日 15時28分
相場概況(主力株)/30日の日経平均は前日比43.21円安の8434.61円
30日の日経平均は前日比43.21円安の8434.61円、高値は15時ちょうどの8435.34円、安値は12時52分の8361.69円。東証一部の売買代金は1兆629億円、値上がり銘柄数は689銘柄、値下がり銘柄数は833銘柄、変わらずは136銘柄。日経平均は3日ぶりに反落。
29日のNYダウは続伸し、前日比32.62ドル高の11555.63ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.49(4.64%)安の30.64だった。コンファレンス・ボードが発表した11月の消費者信頼感指数は56.0と前月の40.9から大幅に改善し、7月以来の高水準となり、市場予想の44.0も上回った。これが好感された。一方、アメリカン航空と親会社のAMRが米連邦破産法11条を申請したことは嫌気された。
円相場は1ドル=77円90銭~78円00銭と、前日比横ばいで取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=103円65~75銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続伸。WTI期近の1月物は前日比1.58ドル高の1バレル99.79ドルで取引を終えた。NY金先物相場は上昇。12年2月物は前日比4.4ドル高の1トロイオンス1718.9ドルで取引を終えた。
S&Pは29日、米主要銀行の長期債務格付けの引き下げを発表した。これを受け、時間外で米銀株が売られた。また、30日のEU財務相理事会で、EFSF(欧州金融安定基金)の機能拡充や、ユーロ共同債導入、ECBによるEFSFへの直接融資など、具体策が打ち出せるかに対して、市場は懐疑的になっている。このため、前場の日経平均は軟調な展開となった。なお、多くの投資家は様子見スタンスを崩すことはなく、結果、閑散相場は続いた。
後場の日経平均は12時52分に本日安値を付けた後、大引けにかけ下げ幅を縮小。月末の株価水準引き上げを狙ったドレッシング買いを期待した株価指数先物買いが観測されていた。なお、東証1部の売買代金は、12日ぶりに1兆円大台を回復した。また、TOPIXの終値は728.46ポイント前日比1.22ポイント安と、月末ベースでは1983年11月末の687.84ポイント以来、28年ぶり安値となった。
東証33業種では、電気・ガス、食料品、空運、証券、商品先物、ゴム製品、パルプ・紙、医薬品などが値上がりした。一方、海運、ガラス・土石、機械、保険、銀行、電気機器、非鉄金属、精密機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはトウペ(4614)、2位はピクセラ(6731)、3位はMUTOHホールディングス(7999)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位は乾汽船(9113)、3位は常磐興産(9675)。