
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月17日 15時16分
相場概況(主力株)/17日の日経平均は前日比16.47円高の8479.63円
17日の日経平均は前日比16.47円高の8479.63円、高値は14時46分の8491.82円、安値は9時18分の8400.22円。東証一部の売買代金は9438億円、値上がり銘柄数は969銘柄、値下がり銘柄数は532銘柄、変わらずは151銘柄。日経平均は3日ぶりに小幅反発。
16日のNYダウは大幅反落、前日比190.57ドル安の11905.59ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.29(7.34%)高の33.51だった。イタリア国債の利回りが7%台で高止まりしたことや、NY原油先物が1バレル100ドル台に突入し米年末商戦への打撃が懸念されたことが嫌気された。そしてさらに、フィッチが、欧州債務問題の解決がなければ米金融機関の信用力見通しが悪化するとの見方を示したことが追い討ちをかけた。
NY円相場は横ばい、前日と同じ1ドル=77円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸し、前日比50銭円高・ユーロ安の103円70~80銭で終えた。
NY原油先物相場は大幅続伸。WTI期近の12月物は前日比3.22ドル高の1バレル102.59ドルで取引を終えた。一時102.89ドルまで上昇し、期近物として6月1日以来、約5カ月半ぶりの高値を付けた。NY金先物相場は反落。12月物は前日比7.9ドル安の1トロイオンス1774.3ドルで取引を終えた。
米株が大幅下落したため、前場の東京市場は売りが先行。欧州債務問題や米財政再建への取り組みを見極めたいとのムードが強く、買い手控え気分が強い中、小口の売りや信用買い方の追証絡みの手仕舞い売りで、軟調な展開となった。本日予定のフランス、スペインの国債入札を控え、動き難いとの声も聞かれた。
後場の日経平均は小幅ながら反発に転じた。国内年金の買いが観測されていた。一方、8500円を上回る水準では売り注文が膨らみ、上値は重かった。手掛かり材料難の中、短期筋の資金は東証では日東紡績(3110)、北川鉄工所(6317)、ルック(8029)、大証では新日本理化(4406)、大紀アルミニウム(5702)、ヨータイ(5357)などの材料株に向かった。
東証33業種では、電気・ガス、証券、商品先物、金属製品、ガラス・土石、卸売、精密機械、鉱業、水産・農林、電気機器、非鉄金属などが値上がりした。一方、情報・通信、小売、医薬品、石油・石炭製品、食料品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは日東紡績(3110)、2位はチタン工業(4098)、3位は北川鉄工所(6317)。一方、値下がり率トップはランド(8918)、2位はテイカ(4027)、3位は小野測器(6858)。