
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月10日 15時16分
相場概況(主力株)/10日の日経平均は前日比254.64円安の8500.80円
10日の日経平均は前日比254.64円安の8500.80円、高値は9時1分の8600.21円、安値は13時29分の8500.67円。東証一部の売買代金は1兆1888億円、値上がり銘柄数は147銘柄、値下がり銘柄数は1446銘柄、変わらずは71銘柄。日経平均は大幅反落。
9日のNYダウは3日ぶりに大幅反落、前日比389.24ドル安の11780.94ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同8.68(31.59%)高の36.16だった。イタリアの10年物国債利回りが通貨ユーロ導入後の最高を更新し、中長期の財政運営の持続性が危ぶまれる7%を突破した。これが嫌気された。
NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比10銭円安・ドル高の1ドル=77円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に3日続伸し、前日比2円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=105円30~40銭で取引を終えた。
MY原油先物相場は6日ぶりに反落。WTI期近の12月物は前日比1.06ドル安の1バレル95.74ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。12月物は前日比7.6ドル安の1トロイオンス1791.6ドルで取引を終えた。
米株の大幅下落、対ユーロでの円高を受け、前場の日経平均は窓を空けて急落した。嫌気した売りが断続的に出た。一方、下値では日銀によるETF購入を期待した買いが観測され、下げ渋った。なお、セクター別では、証券・銀行株の下げが注目されていた。9月の機械受注統計では、「船舶、電力を除く民需」の受注額は前月比8.2%減と、2ヶ月ぶりにマイナスとなった。
後場の日経平均は下げ幅を拡大。明日のオプションSQ算出を控え、8500円の攻防となった。日銀によるETF買い期待や、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の買い観測が下値を支え、8500円を割ることはなかった。一方、アジア各国・各地域の株式市場が全面安になったことはセンチメントを悪化させた。
東証33業種では、全業種が値下がりした。鉱業、保険、ゴム製品、不動産、海運、卸売、鉄鋼、電気機器、ガラス・土石、機械、証券、商品先物、精密機械などの値下がりが目立つ。個別では、東証一部の値上がり率トップはIPATHVIX短期JDR(2030)、2位はルック(8029)、3位は太陽誘電(6976)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位はオリンパス(7733)、3位は日揮(1963)。