< 前場概況(主力株)/9日前場の日経平均は前日比80.94円高の8736.45円

本日の相場見通し/日経平均は軟調ながらも底堅い動きが期待できる >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

11月09日 15時20分

相場概況(主力株)/9日の日経平均は前日比99.93円高の8755.44円

9日の日経平均は前日比99.93円高の8755.44円、高値は14時58分の8762.98円、安値は12時57分の8678.78円。東証一部の売買代金は1兆863億円、値上がり銘柄数は1311銘柄、値下がり銘柄数は263銘柄、変わらずは84銘柄。日経平均は3日ぶりに反発。

8日のNYダウは続伸し、前日比101.79ドル高の12170.18ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.37(7.94%)安の27.48だった。イタリアのベルルスコーニ首相が、国会で審議中の財政安定法案を成立させた後に辞任すると表明したことが好感された。

NY円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=77円65~75銭で取引を終えた。一時77円57銭まで上昇し、10月31日の介入以降で最も円高が進んだ。円は対ユーロで続伸し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円45~55銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は5日続伸。WTI期近の12月物は前日比1.28ドル高の1バレル96.80ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比8.1ドル高の1トロイオンス1799.2ドルで取引を終えた。

米株上昇を受け、前場の日経平均は3日ぶりに反発した。しかし、ベルルスコーニ首相がナポリターノ大統領に辞意を伝えたと伝わっても、イタリア10年債利回りは前日比0.06%高い6.64%で終えた。決して、市場の懸念が後退したわけではない。また、オリンパス(7733)問題なども、市場心理を冷やした。なお、本日発表の10月の中国CPIは、市場の予想の前年同月比5.4%とほぼ一致の同5.5%上昇で、上昇率が9月の6.1%から鈍化した。

後場の日経平均は上げ幅をやや拡大。後場寄り直後は、三井住友(8316)の下落を嫌気する格好で上げ幅を縮小させたが、その後、三井住友が急速に買い戻されると、日経平均も再び上げ幅を広げていった。三井住友に関しては、今回のオリンパスの一連の事件に絡み、2週間前発売の三井住友の関与を指摘する雑誌の存在が蒸し返されたとみられている。そのオリンパスは584円前日比150円(20.43%)安のストップ安売り気配で本日の取引を終えた。

東証33業種では、証券、商品先物、保険、不動産、鉄鋼、その他金融、石油・石炭製品、鉱業、卸売、海運、陸運、建設、倉庫・運輸、電気・ガス、小売などが値上がりした。一方、ゴム製品、パルプ・紙、精密機械の3業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位はエス・バイ・エル(1919)、3位は日成ビルド(1916)。一方、値下がり率トップはオリンパス(7733)、2位はレック(7874)、3位は日本信号(6741)。