
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月09日 11時15分
前場概況(主力株)/9日前場の日経平均は前日比80.94円高の8736.45円
9日前場の日経平均は前日比80.94円高の8736.45円、高値は9時59分の8752.18円、安値は9時27分の8719.57円。東証一部の売買代金は4411億円、値上がり銘柄数は1146銘柄、値下がり銘柄数は338銘柄、変わらずは151銘柄。日経平均は3日ぶりに反発。
8日のNYダウは続伸し、前日比101.79ドル高の12170.18ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.37(7.94%)安の27.48だった。イタリアのベルルスコーニ首相が、国会で審議中の財政安定法案を成立させた後に辞任すると表明したことが好感された。
NY円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=77円65~75銭で取引を終えた。一時77円57銭まで上昇し、10月31日の介入以降で最も円高が進んだ。円は対ユーロで続伸し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円45~55銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は5日続伸。WTI期近の12月物は前日比1.28ドル高の1バレル96.80ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比8.1ドル高の1トロイオンス1799.2ドルで取引を終えた。
米株上昇を受け、前場の日経平均は3日ぶりに反発した。しかし、ベルルスコーニ首相がナポリターノ大統領に辞意を伝えたと伝わっても、イタリア10年債利回りは前日比0.06%高い6.64%で終えた。決して、市場の懸念が後退したわけではない。また、オリンパス(7733)問題なども、市場心理を冷やした。そのオリンパスは584円前日比150円(20.43%)安のストップ安売り気配で前場の取引を終えた。なお、本日発表の10月の中国CPIは、市場の予想の前年同月比5.4%とほぼ一致の同5.5%上昇で、上昇率が9月の6.1%から鈍化した。
東証33業種では、証券、商品先物、その他金融、鉄鋼、不動産、卸売、保険、石油・石炭製品、倉庫・運輸、電気・ガス、建設、鉱業などが値上がりした。一方、精密機械、ゴム製品、ガラス・土石、機械の4業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはシチズンホールディングス(7762)、2位はケネディクス(4321)、3位は野村ホールディングス(8604)。一方、値下がり率トップはオリンパス(7733)、2位はレック(7874)、3位は日本信号(6741)。