
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月09日 08時29分
本日の相場見通し/基本は8750円アラウンドのもみあい
8日の米国株式市場は続伸し、NYダウは前日比101.79ドル高の12170.18ドル、ナスダック総合指数は同32.24ポイント高の2727.49ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.37(7.94%)安の27.48だった。イタリアのベルルスコーニ首相が、国会で審議中の財政安定法案を成立させた後に辞任すると表明したことが好感された。
NY円相場は続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=77円65~75銭で取引を終えた。一時77円57銭まで上昇し、10月31日の介入以降で最も円高が進んだ。円は対ユーロで続伸し、前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円45~55銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は5日続伸。WTI期近の12月物は前日比1.28ドル高の1バレル96.80ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比8.1ドル高の1トロイオンス1799.2ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)は8760円大証清算値比90円高だった。
米株上昇を受け、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通し。想定レンジは8650円~8850円程度。基本は8750円アラウンドのもみあいだろう。ベルルスコーニ首相がナポリターノ大統領に辞意を伝えたと伝わっても、イタリア10年債利回りは前日比0.06%高い6.64%で終えた。決して、市場の懸念が後退したわけではない。また、オリンパス(7733)問題なども、市場心理を冷やす見通し。
なお、本日発表の10月の中国CPIについては、市場の予想通り、上昇率が9月の6.1%から鈍化すれば、中国の金融緩和期待が高まり、中国関連株が物色される可能性がある。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)