
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月05日 15時24分
相場概況(主力株)/5日の日経平均は前日比73.14円安の8382.98円
5日の日経平均は前日比73.14円安の8382.98円、高値は9時ちょうどの8501.03円、安値は14時25分の8343.01円。東証一部の売買代金は1兆3080億円、値上がり銘柄数は189銘柄、値下がり銘柄数は1416銘柄、変わらずは61銘柄。日経平均は4日続落。
4日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比153.41ドル高の10808.71ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.49(5.80%)高の45.45だった。ダウは一時、250.81ドル安まで下落した。しかし、英FT電子版が、「欧州連合(EU)各国の財務相が域内金融機関への資本注入の共同実施を検討している」と報じると、買戻しが加速した。
NY円相場は反落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=76円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに大幅反落し、前日比1円60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=102円50~60銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日続落。WTI期近の11月物は前日比1.94ドル安の1バレル75.67ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。12月物は前日比41.7ドル安の1トロイオンス1616.0ドルで取引を終えた。
なお、ムーディーズは、4日、イタリアの長期債務格付けを「Aa2(ダブルAに相当)」から「A2(シングルA)」に3段階引き下げたと発表した。中期的な格付けの方向性を示す「アウトルック」は「ネガティブ」とした。
前場の日経平均はほぼ寄り付き天井。米株の上昇、対ユーロでの円高一服を好感した買いが先行したが、寄り付き直後から売りが優勢となった。1ユーロ=101円台の円高が嫌気された。
後場の日経平均は下げ幅を拡大し、一時昨日安値(8359.24円)を割り込み、終値ベースの年初来安値(9月26日の8374.13円)も連日で下回った。市場の一部では、EFSF(欧州金融安定ファシリティー)の採決に関して、スロバキアの情勢が不透明な点が嫌気されていたようだ。また、日銀によるETF購入観測をきっかけに下げ幅を縮小させ、8400円台を一時的に回復する場面も引け間際にあった。
東証33業種では、石油・石炭製品、その他製品、食料品、鉱業、サービスの5業種が値上がりした。一方、海運、電気・ガス、機械、卸売、その他金融、銀行、証券、商品先物、金属製品、倉庫・運輸、ガラス・土石、輸送用機器、水産・農林などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはランド(8918)、2位はディー・エヌ・エー(2432)、3位はITホールディングス(3626)。一方、値下がり率トップは東京電力(9501)、2位はエス・バイ・エル(1919)、3位は第一精工(6640)。