
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
09月09日 15時43分
相場概況(主力株)/9日の日経平均は前日比55.46円安の8737.66円
9日の日経平均は前日比55.46円安の8737.66円、高値は10時59分の8803.75円、安値は14時53分の8726.25円、東証一部の売買代金は1兆6636億円、値上がり銘柄数は691銘柄、値下がり銘柄数は818銘柄、変わらずは147銘柄。日経平均は3日ぶりに反落。
8日のNYダウは反落し、前日比119.05ドル安の11295.81ドルで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.94(2.82%)高の34.32だった。バーナンキFRB議長の講演が新味に乏しい内容となったことが失望売りを誘った。新規失業保険申請件数は41万4000件と前週から2000件増加し、41万件程度との市場予想も上回った。これも嫌気された。
NY円相場は反落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=77円45~55銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に反発し、前日比1円35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円50~60銭で取引を終えた。一時107円54銭まで上昇し、3月17日以来、約半年ぶりの高値を付けた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の10月物は前日比0.29ドル安の1バレル89.05ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反発。12月物は前日比39.9ドル高の1トロイオンス1857.5ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は売り先行後、小幅プラスに転換。外部環境の影響を受け難い、内需系の銘柄が買われ、相場水準を押し上げた。オバマ米大統領は日本時間8時から議会で演説し、景気・雇用対策を発表した。しかし、共和党との調整が難航するのはほぼ確実でもあり、特段材料視されなかった。SQ値は8732.49円。SQ算出絡みの現物株売買は、日経平均株価採用1銘柄あたり約220万株とみられている。
後場の日経平均はマイナス転換。主力銘柄に外国人投資家の大口売りが観測されていた。セクター別では、8月の工作機械受注額(速報値)が前月比12.7%減少し、8カ月ぶりに1000億円を下回ったことや、外需の落ち込みが鮮明なことが嫌気され、機械株の下落が目立っていた。なお、8月のCPIは前年同月比6.2%上昇と、上昇率は7月の6.5%を下回り、ほぼ市場予想と一致していた。
東証33業種では、水産・農林、パルプ・紙、食料品、情報・通信、銀行、ゴム製品、陸運、小売、卸売、医薬品などが値上がりした。一方、機械、繊維製品、石油・石炭製品、電気機器、非鉄金属、鉄鋼、海運、輸送用機器などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは東京テアトル(9633)、2位はラウンドワン(4680)、3位は岡三証券グループ(8609)。一方、値下がり率トップは高松建設(1762)、2位は東芝機械(6104)、3位は日本軽金属(5701)。