
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月10日 15時07分
相場概況(主力株)/10日の日経平均は前日比94.26円高の9038.74円
10日の日経平均は前日比94.26円高の9038.74円、高値は9時3分の9144.33円、安値は12時35分の9021.36円。東証一部の売買代金は1兆5061億円、値上がり銘柄数は1291銘柄、値下がり銘柄数は302銘柄、変わらずは73銘柄。日経平均は4日ぶりに大幅反発。
9日のNYダウは急反発し、前日比429.92ドル高の11239.77ドルで取引を終えた。ダウの上げ幅は09年3月23日以来、約2年5カ月ぶりの大きさだった。恐怖指数(VIX指数)は同12.94(26.96%)安の35.06だった。一時、47.56を付けた。FRBはFOMC後の声明で景気認識を引き下げ、超低金利政策については少なくとも2013年半ばまで続ける可能性があると述べた。これを受け、市場はまず「失望」したが、その後、リバウンド狙いの買いで急上昇した。
NY円相場は3日続伸し、前日比80銭円高・ドル安の1ドル=76円90銭~77円00銭で取引を終えた。円は一時76円70銭と1日以来の水準まで買われた。円は対ユーロで反落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円50~60銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落。WTI期近の9月物は前日比2.01ドル安の1バレル79.30ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比29.8ドル高の1トロイオンス1743.0ドルで取引を終えた。
9日の米株の大幅高で、世界連鎖的な株安にはひとまず歯止めが掛かり、日経平均も反発した。一方、景気減速を背景とした、米超低金利政策の長期化明示により、円高・ドル安基調が定着する可能性が高まった点は、輸出関連株の上値を圧迫した。アジアの主要株式相場が軒並み反発したことは追い風だった。
後場の日経平均は膠着。戻り売り、特に、2月高値の信用期日に伴う手仕舞い売りが相場の頭を抑えたもよう。1ドル=76円台の円高も嫌気材料であり続けた。
東証33業種では、電気・ガス、食料品、空運、鉱業、情報・通信、小売、繊維製品、水産・農林、パルプ・紙、サービス、非鉄金属などが値上がりした。一方、不動産、機械、輸送用機器、商圏、商品先物、精密機械、ゴム製品など6業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位は東京電力(9501)、3位は旭テック(5606)。一方、値下がり率トップは黒崎播磨(5352)、2位はシークス(7613)、3位はジーエス・ユアサコーポ(6674)。