
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月10日 11時36分
前場概況(主力株)/10日前場の日経平均は前日比102.57円高の9047.05円
10日前場の日経平均は前日比102.57円高の9047.05円、高値は9時3分の9144.33円、安値は10時55分の9021.37円。東証一部の売買代金は7241億円、値上がり銘柄数は1315銘柄、値下がり銘柄数は277銘柄、変わらずは70銘柄。日経平均は4日ぶりに大幅反発。
9日のNYダウは急反発し、前日比429.92ドル高の11239.77ドルで取引を終えた。ダウの上げ幅は09年3月23日以来、約2年5カ月ぶりの大きさだった。恐怖指数(VIX指数)は同12.94(26.96%)安の35.06だった。一時、47.56を付けた。FRBはFOMC後の声明で景気認識を引き下げ、超低金利政策については少なくとも2013年半ばまで続ける可能性があると述べた。これを受け、市場はまず「失望」したが、その後、リバウンド狙いの買いで急上昇した。
NY円相場は3日続伸し、前日比80銭円高・ドル安の1ドル=76円90銭~77円00銭で取引を終えた。円は一時76円70銭と1日以来の水準まで買われた。円は対ユーロで反落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円50~60銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続落。WTI期近の9月物は前日比2.01ドル安の1バレル79.30ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。12月物は前日比29.8ドル高の1トロイオンス1743.0ドルで取引を終えた。
9日の米株の大幅高で、世界連鎖的な株安にはひとまず歯止めが掛かり、日経平均も反発した。一方、景気減速を背景とした、米超低金利政策の長期化明示により、円高・ドル安基調が定着する可能性が高まった点は、輸出関連株の上値を圧迫した。アジアの主要株式相場が軒並み反発したことは追い風だった。
東証33業種では、電気・ガス、空運、繊維製品、鉱業、非鉄金属、ガラス・土石、小売、サービス、医薬品、食料品、鉄鋼、化学などが値上がりした。一方、ゴム製品、海運、機械、輸送用機器、精密機械など5業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはランド(8918)、2位はシティグループ(8710)、3位はフェイス(4295)。一方、値下がり率トップは黒崎播磨(5352)、2位はジーエス・ユアサコーポ(6674)、3位はユーシン精機(6482)。