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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月11日 08時22分

本日の相場見通し/ボラタイルな相場だが、9日安値はサポート

10日の米国株式市場は大幅反落し、NYダウは前日比519.83ドル安の10719.94ドル、ナスダック総合指数は同101.47ポイント安の2381.05ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同7.93(22.62%)高の42.99だった。フランス国債が格下げされるとの観測が浮上し、仏銀ソシエテ・ジェネラルに政府救済の噂(同行は噂の発信源についてフランス金融市場庁(AMF)に調査を開始するよう要請)が出るなど欧州銀行株が大幅に下げた。これらが嫌気された。

NY円相場は4日続伸し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=76円80~90銭で取引を終えた。一時、76円35銭まで上昇し、3月17日に付けた最高値の76円25銭に迫った。円は対ユーロで大幅に反発し、前日比1円60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円90銭~109円00銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反発。WTI期近の9月物は前日比3.59ドル高の1バレル82.89ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸。12月物は前日比41.3ドル高の1トロイオンス1784.3ドルで取引を終えた。一時1801.0ドルまで上げ、初めて1800ドル台に乗せ、3日連続で過去最高値を更新。

シカゴ日経平均先物(円建て)は8800円大証清算値比220円安だった。

昨日の欧米市場の主たる要因となった、フランス国債の格下げ懸念に関しては、大手格付け会社が3社とも10日までに同国の格付け見通しは「安定的」となっているとあらためて確認している。しかし、市場は疑心暗鬼になっており、動揺は収まっていない。米株急反落、円高を受け、本日の日経平均も大幅に反落する見通し。想定レンジは8600円~9000円程度。

引き続きボラタイルな相場となるだろうが、下値では日銀によるETF期待が心理的、需給的な支えとなる見通し。また、9日の前場で個人信用の追証絡みの投げ売りは一巡した可能性が高いため、ザラ場中に余程の悪材料が新たに出現しない限り、9日の8656.79円はサポートされるとみている。ただし、これを割り込むようだと、プット・オプションの売り方のデルタ・ヘッジの先物売りが出て、下げ幅を拡大させる可能性が高い点には注意が必要。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)