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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

07月08日 08時29分

本日の相場見通し/3月11日の終値10254.43円を戻りメドとして強く意識

7日の米国株式市場では、NYダウは続伸し、前日比93.47ドル高の12719.49ドル、ナスダック総合指数は8日続伸し、同38.64ポイント高の2872.66ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.39(2.39%)安の15.95だった。ADPが発表した6月の全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門除く)が前月比で15万7000人の増加と、市場予想の6万人前後の増加を上回る改善を示した。また、7月2日までの1週間の新規失業保険申請件数は41万8000件と、前週の改定値比1万4000件の減少で、減少件数は市場予想の7000件前後を超えた。そして、6月の小売業既存店売上高、6.5%増と、市場予想の4.9%増を上回った。これらが好感された。

NY円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=81円20~30銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=116円60~70銭で取引を終えた。ECBが政策金利の0.25%引き上げを発表。これがユーロ買い材料になった。

NY原油先物相場は反発。WTI期近の8月物は前日比2.02ドル高の1バレル98.67ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸。8月物は前日比1.4ドル高の1トロイオンス1530.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物(円建て)は10195円大証清算値比115円高だった。

米株が堅調なため、本日はこれを好感した買いが先行する見通し。日経平均の想定レンジは10000円~10300円程度。震災が発生した3月11日の終値10254.43円は戻りメドとして強く意識されることだろう。ここまで戻れば3月11日と14日とで空けた窓(10049.92円~10254.43円)を完全に埋めることになる。

なお、株価指数オプションとミニ日経平均先物7月物のSQ算出通過後は、日経平均は高値でのもみあいになるとみている。今晩発表の6月の米雇用統計がそれなりに良好な内容になることはここまでの米株価上昇で織り込んだ感が強い。このため、週末要因も重なり、統計の内容と市場の反応を見極めたいとのムードが強まる可能性が高そうだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)