
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月07日 15時13分
相場概況(主力株)/7日の日経平均は前日比11.34円安の10071.14円
7日の日経平均は前日比11.34円安の10071.14円、高値は14時19分の10102.19円、安値は9時11分の10029.33円。東証一部の売買代金は1兆1906億円、値上がり銘柄数は792銘柄、値下がり銘柄数は707銘柄、変わらずは174銘柄。日経平均は小幅に8日ぶりに反落。
6日のNYダウは反発、前日比56.15ドル高の12626.02ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.28(1.74%)高の16.34だった。6月のISM非製造業景況感指数は53.3と前月から市場予想以上に悪化した。また、中国人民銀行(中央銀行)が金融機関の貸し出しと預金の基準金利を7日からそれぞれ0.25%引き上げると発表した。そして、5日のムーディーズのポルトガルの長期国債の格付けを引き下げを受け、欧州財政問題への警戒感が強まった。しかし、週末8日に発表を控える6月の雇用統計への期待が勝った。
NY円相場は3日ぶりに反発し、前日比15銭円高・ドル安の1ドル=80円85~95銭で取引を終えた。円は対ユーロで続伸し、前日比1円05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=115円85~95銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の8月物は前日比0.24ドル安の1バレル96.65ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。8月物は前日比16.5ドル高の1トロイオンス1529.2ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は軟調なもみあい。米株は堅調だが、南欧諸国の財政問題が意識され、ポルトガル、スペイン、イタリアなどをはじめ、6日の欧州株式相場は軒並み下落となった。また、対ユーロでも円高が進んだ。これが日本株の上値を抑制した。一方、先行きの米国景気への過度の不安後退などで、下値では押し目買い意欲が強かった。アジア系マネーのバスケット買いや、国内年金からの買いが観測されていた。
後場の日経平均は小動きを続けた。明日、株価指数オプションとミニ日経平均先物7月物のSQ算出を控えていることに加え、8日発表の6月の米雇用統計の内容を見極めたいとのムードが強かった。
東証33業種では、水産・農林、陸運、その他製品、繊維製品、その他金融、金属製品、食料品、鉱業、空運などが値上がりした。一方、電気・ガス、不動産、海運、保険、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品、パルプ・紙、ガラス・土石などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは日本フイルコン(5942)、3位はカルビー(2229)、3位は飛島建設(1805)。一方、値下がり率トップは東北電力(9506)、2位は関西電力(9503)、3位は九州電力(9508)。