
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
07月01日 15時12分
相場概況(主力株)/1日の日経平均は前日比51.98円高の9868.07円
1日の日経平均は前日比51.98円高の9868.07円、高値は9時6分の9900.57円、安値は14時46分の9849.64円。東証一部の売買代金は1兆1698億円、値上がり銘柄数は884銘柄、値下がり銘柄数は615銘柄、変わらずは174銘柄。日経平均は4日続伸し、200日移動平均線(1日現在、9866.88円)を僅かに上回った。
6月30日のNYダウは大幅に4日続伸、前日比152.92ドル高の12414.34ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.75(4.34%)安の16.52だった。シカゴPMIは前月比4.5ポイント上昇の61.1と、53前後への悪化を見込んだ市場予想を大幅に上回った。これが好感された。ギリシャ議会が、中期財政計画の関連法案も承認したことも買い材料になった。
NY円相場は続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=80円50~60銭で取引を終えた。円は対ユーロで4日続落。前日比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=116円75~85銭で取引を終えた。一時ユーロは117円20銭まで買われた。
NY原油先物相場は3日続伸。WTI期近の8月物は前日比0.65ドル高の1バレル95.42ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。8月物は前日比7.6ドル安の1トロイオンス1502.8ドルで取引を終えた。
米株が堅調なため、前場は、外部環境改善を好感した買い先行した。テクニカル的には200日移動平均線(1日前引け段階、9866.85円)の攻防が続いた。6月の日銀短観では、大企業製造業DIは前回3月調査から15ポイント悪化し、マイナス9となった。震災が影響し、2010年3月調査のマイナス14以来、1年3カ月ぶりにマイナスに転落した。なお、3カ月後の先行きのDIはプラス2と改善を見込んでいる。
後場の日経平均も堅調推移。中国の6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比1.1ポイント低い50.9だった。好不況の分かれ目となる50は上回ったが、3カ月連続の悪化となった。このため、中国当局が金融の引き締め姿勢を緩めるとの見方が強まった。これがアジア株全体にポジティブに作用した。また、リコー(7752)が、HOYA(7741)が「ペンタックス」ブランドで展開するデジタルカメラ事業を買収すると発表したことも、相場への刺激材料になった。
東証33業種では、その他金融、保険、卸売、銀行、精密機械、ゴム製品、電気機器、証券、商品先物、輸送用機器、非鉄金属、不動産などが値上がりした。一方、空運、その他製品、鉄鋼、サービス、医薬品、海運などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはデジタルハーツ(3620)、2位は日本シイエムケイ(6958)、3位はイオンファンタジー(4343)。一方、値下がり率トップは山水電気(6793)、2位は日本オラクル(4716)、3位はETFSとうもろこし(1696)。