
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
06月20日 15時18分
相場概況(主力株)/20日の日経平均は前週末比2.92円高の9354.32円
20日の日経平均は前週末比2.92円高の9354.32円、高値は10時54分の9421.38円、安値は14時35分の9346.76円。東証一部の売買代金は1兆55億円、値上がり銘柄数は958銘柄、値下がり銘柄数は540銘柄、変わらずは159銘柄。日経平均は3日ぶりに小幅反発。
17日のNYダウは続伸し、前日比42.84ドル高の12004.36ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.88(3.87%)安の21.85だった。ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領が17日の共同会見で「ウィーンイニシアティブ」をベースとした民間部門の自発的参加を盛り込む追加支援策に支持を表明した。これを受け、ギリシャのデフォルト回避に向けた支援策の議論が進展するとの期待が高まった。しかし、ムーディーズが17日、イタリア国債の格付けを現行の「Aa2」から引き下げ方向で見直すと発表したことは、上値圧迫要因となった。
NY円相場は続伸し、前日比60銭円高・ドル安の1ドル=80円00~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸。前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円45~55銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は反落。WTI期近の7月物は前日比1.94ドル安の1バレル93.01ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続伸。8月物は前日比9.2ドル高の1トロイオンス1539.1ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は堅調な展開だったが、上値は重く、商いも低調だった。NYダウは続伸したが、ナスダックは3日続落し、米国株に方向感は乏しい。為替相場も円が対ドルでも、対ユーロでも高止まりしている。また、国内では、19日夜、政府・民主幹部が会談したが、菅首相が早期退陣に難色を示し、会期延長幅も決まらず、本日また検討するなど、引き続き、呆れるような政治情勢が続いている。このように、内外ともに積極的に日本株を買う材料は見当たらないため、閑散・模様眺め相場になった。
後場の日経平均は上げ幅縮小させた。一時小幅マイナスになる場面もあった。上海、香港などアジア株が軟調だったことや、CMEグローベックスで米株価指数先物が軟調推移だったことが嫌気された。また、対ユーロでの円高も重しとなった。
東証33業種では、電気・ガス、その他製品、繊維製品、精密機械、パルプ・紙、医薬品、ガラス・土石、空運、倉庫・運輸、証券、商品先物などが値上がりした。一方、鉱業、不動産、石油・石炭製品、ゴム製品、情報・通信、卸売などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位はインターニックス(2657)、3位は東北電力(9506)。一方、値下がり率トップはレオパレス21(8848)、2位は国際航業HLDGS(9234)、3位はワイエイシイ(6298)。