
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
05月19日 15時15分
相場概況(主力株)/19日の日経平均は前日比41.26円安の9620.82円
19日の日経平均は前日比41.26円安の9620.82円、高値は9時5分の9731.12円、安値は14時42分の9600.81円。東証一部の売買代金は1兆1451億円、値上がり銘柄数は389銘柄、値下がり銘柄数は1137銘柄、変わらずは126銘柄だった。日経平均は3日ぶりに反落。
18日のNYダウは4日ぶりに反発し、前日比80.60ドル高の12560.18ドルで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同1.32(7.52%)安の16.23だった。NY原油先物相場が3日ぶりに反発したことが好感された。また、公表された、FOMC(4月26~27日開催分)議事要旨で、過半数の委員が利上げを先行させ、FRBの保有資産売却による資金吸収はその後にすべきと考えていることが明らかになった。株式市場に潤沢な資金が滞留する環境が当分継続するとの見方から、買い材料視された。
NY円相場は続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=81円60~70銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続落し、前日比50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=116円35~45銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発。WTI期近の6月物は前日比3.19ドル高の1バレル100.10ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日ぶりに反発。6月物は前日比15.8ドル高の1トロイオンス1495.8ドルで取引を終えた。
前場の日経平均はほぼ寄り付き天井。堅調な米株、原油等商品市況、さらに円安と、外部環境は良好だったため、朝方は、これを好感した買いが先行した。しかし、内部要因に特段買い材料は見当たらない。このため、買い一巡後は、日経平均は失速し、マイナス転換した。1-3月期のGDP速報値は、実質で前期比0.9%減、年率換算で3.7%減だった。市場予想の前期比年率2.0%減を下回ったが、相場への影響は限定的だった。
後場に入り、徐々に市場予想から大幅に下振れたGDP速報値を嫌気するムードが強まった。日経平均がほぼ寄り付き天井になったこともあり、需給が悪く、手仕舞い売り圧力が強い状態が続いた。市場の一部では前場からオイルマネーの流入観測が囁かれており、これを材料に買った向きも、後場に入ってから、投げたとみられる。また、電力株が全面安になったことも、マインドを悪化させた。
東証33業種では、保険、不動産、医薬品、サービス、ゴム製品、鉱業の6業種が値上がりした。一方、電気・ガス、銀行、倉庫・運輸、その他金融、金属製品、証券、商品先物、建設、機械、海運、精密機械などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはランドビジネス(8944)、2位はジーンズメイト(7448)、3位はダントーホールディングス(5337)。一方、値下がり率トップはNISグループ(8571)、2位は山一電機(6941)、3位は東京電力(9501)。