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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

04月08日 08時12分

本日の相場見通し/積極的な買いは期待薄、震災関連のガラを懸念

7日の米国株式市場では、NYダウは反落し、前日比17.26ドル安の12409.49ドル、ナスダック総合指数は3日ぶりに反落し、同3.68ポイント安の2796.14ポイントで取引を終えた。VIX指数(恐怖指数)は同0.21(1.24%)高の17.11だった。米東部時間午前10時半ごろ、東日本大震災後の最大級の余震を受け津波警報が出たと伝わり、福島第1原子力発電所などへの影響が懸念され、売り圧力が強まった。

NY円相場は反発した。前日比55銭円高・ドル安の1ドル=84円90銭~85円00銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比90銭円高・ユーロ安の1ユーロ=121円55~65銭で取引を終えた。ECB理事会で0.25%の利上げを決定したが、理事会後の会見でトリシェ総裁が連続利上げを打ち消す発言をしたと伝わり、ユーロの売り材料になった。

NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の5月物は前日比1.47ドル高の1バレル110.30ドルで取引を終えた。一時110.44ドルまで上昇し、2008年9月22日以来、ほぼ2年半ぶりの高値を付けた。NY金先物相場は4日続伸した。6月物は前日比0.8ドル高の1トロイオンス1459.3ドルで取引を終えた。一時1466.5ドルまで上昇し、3日連続で中心限月としての最高値を更新した。

シカゴ日経平均先物(円建て)は9505円大証清算値比85円安だった。

本日はSQ算出日。SQ確定後は週末でもあり、様子見気分が強まる見通し。日経平均の想定レンジは9400円~9700円程度。7日午後11時32分ごろ、宮城県沖を震源とした、マグニチュード7.4と推定される、強い地震があった。一時、宮城県沿岸に津波警報も発令された。このように、大きな余震と、それによるインフラ及び原発への影響が心配されるため、積極的な買いは期待し難い。

物色面では、昨日は震災復興関連の低位材料株の下落が目立っていた。多くの銘柄は東日本大震災直後から急騰し、3月下旬~今週初に高値を付けた。銘柄によっては売り禁になり、将来の買い予約である空売りが入らず、将来的な需給悪化が懸念される状況だ。また、多くの銘柄は短期のテクニカルが過熱している。

同時に、多くの銘柄は、バリュエーションを無視して、思惑と人気と需給だけで高株価が形成された感が強い。基本的には、その手の銘柄群の値幅調整が相場の雰囲気を暗くする公算が大きい。特に本日は週末のため、値幅が大きくなり、関連銘柄群の「ガラ」が発生する可能性は否定できないとみている。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)