
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
04月04日 15時14分
相場概況(主力株)/4日の日経平均は前週末比10.50円高の9718.89円
4日の日経平均は前週末比10.50円高の9718.89円、高値は9時22分の9808.60円、安値は大引け値。東証一部の売買代金は1兆3868億円、値上がり銘柄数は541銘柄、値下がり銘柄数は1015銘柄、変わらずは115銘柄。日経平均は小幅反発。
1日の米国株式市場ではNYダウは反発し、前日比56.99ドル高の12376.72ドルで取引を終えた。3月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比21万6000人増加し、市場予想の19万5000人程度増を上回って改善し、失業率も8.8%と0.1ポイント低下した。
また、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が1日の講演で、緩和的な政策の早期正常化に懸念を表明したため、量的緩和継続期待が盛り上がった。これらが相場を押し上げた。VIX指数(恐怖指数)は同0.34(1.92%)安の17.40だった。
NY円相場は7日続落し、前日比90銭円安・ドル高の1ドル=84円ちょうど~10銭で取引を終えた。円は対ユーロで大幅に5日続落し、前日比1円95銭円安・ユーロ高の1ユーロ=119円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は続伸した。WTI期近の5月物は前日比1.22ドル高の1バレル107.94ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。6月物は前日比11.0ドル安の1トロイオンス1428.9ドルで取引を終えた。
前場の日経平均は堅調だった。米株高、円安が好感された。物色面では、震災復興関連の低位材料株の一角が値を飛ばした。3月の日銀短観は、震災後の大企業製造業DIは現状がプラス6、3カ月後の先行きがマイナス2。1日公表分では現状がプラス6、先行きがプラス2だった。ただし、12日以降に日銀に届いた回答でも、企業が震災前に作成していたものが多く含まれるとみられている。
後場の日経平均は上値の重い展開。市場では、震災による企業収益への影響が不透明なうちは、主力株や株価指数の上値は買い難いとの見方が一般的だった。このため、短期資金は、復興関連の低位材料株に向かった。
東証33業種では、金属製品、保険、建設、医薬品、卸売、鉱業、機械、繊維製品、情報・通信の9業種が値上がりした。一方、不動産、空運、水産・農林、その他金融、銀行、証券、商品先物、輸送用機器、海運、ゴム製品などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは常磐興産(9675)、2位は日成ビルド工業(1916)、3位はデイ・シイ(5234)。一方、値下がり率トップはアーク(7873)、2位はユニプレス(5949)、3位はダイワ-銀行業(1612)。