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来週の相場見通し/強気継続、低位材料株相場を想定 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月03日 15時25分

来週の為替見通し/レンジは1ドル=83.00-85.00円で想定

今週の円相場は狭い値幅で一進一退。アイルランドの財政問題がスペイン、ポルトガルに飛び火するとの懸念からユーロドルが売り込まれたことにつれて円売り・ドル買いが出て29日に84.41円まで下落した。

一方、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を前に、ユーロドルにポジション調整の買い戻しが入ると対円でもドルが売られて円・ドル相場は切り返し、1日は83.38円まで値を上げた。2日には米10年物国債利回りが3%台に乗せたことを受けて円売り・ドル買いが出て84円台まで下げたものの、欧財政懸念の緩和に伴って、ドル全般が売られたため円ドル相場は再度83円台に浮上した。

来週、米国では7日に10月消費者信用残高、8日にMBA住宅ローン申請指数、9日に新規失業保険申請件数、10月卸売在庫、10日に10月貿易収支、11月輸出入物価指数、12月ミシガン大・消費者態度指数・速報値、11月財政収支などが発表される。また、ラッカー米リッチモンド連銀総裁の講演が予定されている。

米財務省は7日に3年債320億ドル、8日に10年債210億ドル、9日に30年債130億ドル規模の入札を実施する。

一方、日本では7日に11月外貨準備高、10月景気動向指数・速報値、8日に11月マネーストックM2、10月国際収支、11月機械受注、11月景気ウオッチャー調査-現状判断DI、9日に7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値、10日に7-9月期法人企業景気予測調査・大企業業況判断指数(BSI)、11月国内企業物価指数、11月消費者態度指数・一般世帯などが公表される。

来週は、米国ではミシガン大・消費者態度指数・速報値が相場への影響度が高そうだ。また、米財務省が米国債の入札を行うため、米金利の動きも注目されている。日本では、7-9月期実質GDP改定値が一番の材料となるが、速報値からのぶれに注目が集まる。

来週の円相場は相場を決定付ける材料に乏しく一進一退の展開になりそうだ。レンジは1ドル=83.00-85.00円で想定している。米10年物国債利回りが一時3%に乗せてきており、金利面で円売り・ドル買いが入りやすい。南欧の財政懸念がくすぶり、対ユーロでドルが買われる展開が依然想定されることも円相場の上値を抑える要因だ。反面、「下値では国内輸出企業からの円買いが厚い」との指摘が聞かれており、円の下値は限定されるだろう。

(グローバルインフォ株式会社)