
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月03日 15時18分
相場概況(主力株)/3日の日経平均は前日比9.80円高の10178.32円
3日の日経平均は前日比9.80円高の10178.32円、高値は9時1分の10254.00円、安値は14時41分の10154.99円。東証一部の売買代金は1兆1639億円、値上がり銘柄数は914銘柄、値下がり銘柄数は547銘柄、変わらずは201銘柄。日経平均は小幅に3日続伸。
2日の米国株式市場では、NYダウは続伸、前日比106.63ドル高の11362.41ドルで取引を終えた。10月の米仮契約住宅販売指数は89.3と、前月の改定値から10.4%上昇。0.5%~1.5%程度の下落を見込んでいた市場予想に反して大幅に改善。これがポジティブ・サプライズになった。
また、米主要小売り大手27社が2日発表した11月の既存店売上高は、前年同月比6.0%増と市場予想の3.6%増を上回った。06年9月の同6.3%増以来、4年2カ月ぶりの大幅な伸びとなった。これも買い材料になった。
NY円相場は反発し、前日比40銭円高・ドル安の1ドル=83円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円75~85銭で取引を終えた。
ECBは理事会で事前の市場予想通りに政策金利の据え置きと期間3カ月の資金供給策の延長を決めたが、理事会後の記者会見でトリシェECB総裁はユーロ圏諸国の国債購入を積極的に進める姿勢は示さなかった。しかし、ECBがポルトガル国債を購入したとの噂が流れていたもよう。
NY原油先物相場は続伸。WTI期近の1月物は前日比1.25ドル高の1バレル88.00ドルで取引を終えた。NY金先物相場は続伸。2月物は前日比1.0ドル高の1トロイオンス1389.3ドルで取引を終えた。
米株上昇を受け、前場の日経平均は上値追いとなったが、ほぼ寄り天になった。6月高値の10251.90円を意識した売り方の抵抗売りや、ヤレヤレ売りが出て、日経平均は伸び悩んだ。週末で手仕舞い売りもそれなりに出たことも影響したようだ。また、米時間3日に11月の米雇用統計が発表されることも買い手控え要因として意識されていた。
後場の日経平均はここ最近の高値圏でもみあい。米雇用統計発表を控えた週末でもあり、積極的なポジション・キャリーの動きは確認できなかった。225先物は10200円オーバーでの売り指値が厚かった。
東証33業種では、精密機械、その他金融、ゴム製品、石油・石炭製品、電気機器、保険、卸売、化学、サービス、電気・ガスなどが値上がりした。一方、海運、非鉄金属、パルプ・紙、小売、不動産、陸運、証券。商品先物、ガラス・土石の8業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはフルキャストホールディングス(4848)、2位はラサ工業(4022)、3位はインボイス(9448)。一方、値下がり率トップはC&IHOLDINGS(9609)、2位は飛島建設(1805)、3位はランド(8918)。