
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月08日 15時22分
相場概況(主力株)/8日の日経平均は前日比95.93円安の9588.88円
8日の日経平均は前日比95.93円安の9588.88円、高値は始値の9675.59円、安値は大引け値。東証一部の売買代金は1兆5079億円、値上がり銘柄数は493銘柄、値下がり銘柄数は1066銘柄、変わらずは102銘柄。日経平均は続落。
7日のNYダウは3日ぶりに反落し、前日比19.07ドル安の10948.58ドル、一方、ナスダック総合指数は反発し、同3.01ポイント高の2383.67ポイントで取引を終えた。商品先物相場下落と、8日に米雇用統計の発表を控えていることが響き、相場全体に方向感が出なかった。
NY円相場は3日続伸し、前日比50銭円高・ドル安の1ドル=82円35~45銭で取引を終えた。8日に開くG7財務相・中央銀行総裁会議を前に日本の政府・日銀が円売り介入に動きにくいとの見方から円買い・ドル売りが優勢だった。円は一時82円11銭と、1995年5月29日以来約15年4カ月ぶりの高値を付けた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前日比85銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円70~80銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反落。WTI期近の11月物は前日比1.56ドル安の1バレル81.67ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落。12月物は前日比12.7ドル安の1トロイオンス1335.0ドルで取引を終えた。一時1366.0ドルと、中心限月としての過去最高値を3日連続で更新した。
10月のSQ値は9692.73円。推定出来高は225型1.08億株、1226億円、TOPIX型0.16億株、57億円、合計1.24億株、1283億円。本日は3連休前の金曜日であることに加え、9月の米雇用統計の発表や、8日(日本時間9日午前)から始まるG7財務相・中央銀行総裁会議を控えている。このため、前場の東京株式市場は、オプションSQ算出後は、様子見気分が非常に強く、手仕舞い売りが優勢だった。
後場に入り、3連休前の持ち高調整の売り圧力が一段と強まり、日経平均は大引けにかけ下げ幅を拡大させた。結果、日経平均の日足のローソク足は「陰の丸坊主」となった。ムーディーズが、中国国債の格付けを「A1」から引き上げる方向で見直すと発表したことは好感されていた。一方、9月の景気ウオッチャー調査で、現状判断指数が前月比3.9ポイント低下の41.2と2カ月連続で悪化したことは嫌気されていた。
東証33業種では、鉱業、証券、商品先物、倉庫・運輸、その他金融の4業種が値上がりした。一方、食料品、保険、金属製品、情報・通信、輸送用機器、ガラス・土石、空運、繊維製品、精密機械、機械、電気・ガス、化学などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは武富士(8564)、2位は三菱総合研究所(3636)、3位はCFSコーポレーション(8229)。一方、値下がり率トップはシンプレクスホールディングス(4340)、2位は小糸製作所(7276)、3位は富士火災(8763)。