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来週の相場見通し/対策が規模と内容両面で失望され、売られる展開を想定 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月27日 15時15分

相場概況(主力株)/27日の日経平均は前日比84.58円高の8991.06円

27日の日経平均は前日比84.58円高の8991.06円、高値は14時51分の9021.75円、安値は9時ちょうどの8810.46円。東証一部の売買代金は1兆1826億円、値上がり銘柄数は1256銘柄、値下がり銘柄数は292銘柄、変わらずは120銘柄。日経平均は続伸。

26日のNYダウは反落し、前日比74.25ドル安の9985.81ドルで取引を終えた。27日発表の4-6月期の米実質GDP改定値が速報値から大幅に下方修正されるが改めて警戒された。また、バーナンキFRB議長が27日の講演で、量的緩和策の拡大に関して何らかの言及がなければ相場が一段安となる可能性が出ていることも、警戒材料になった。

NY円相場は小幅反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=84円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=107円30~40銭で取引を終えた。ハンガリーとアイルランドの国債などの入札が順調だったことが、ユーロ買い材料になった。

NY原油先物相場は続伸。WTI期近の10月物は前日比0.84ドル高の1バレル73.36ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落し、12月物は前日比3.6ドル安の1トロイオンス1237.7ドルで取引を終えた。

米株は軟調で、円高はやや一服しているとは言え、円高水準。また、有力な経済閣僚や日銀総裁が国内に当面不在のため、金融面でも財政面でも、何か大きな政策決定がなされることはないとみられる。さらに、民主党の小沢前幹事長が、9月1日告示、14日投開票の党代表選への出馬を表明したことで、菅首相は代表選の対応に忙殺される見通し。

このように、政策発動期待は皆無であり、前場の東京株式市場では、投資家は様子見スタンスを崩すことはなく、軟調な超閑散相場になった。一方、下値ではGPIFの買いが観測されていた。

昼休みに、菅首相がきょう会見して円高対策を明らかにすると市場に伝わった。これを受け、後場寄り付き直後から、主力株や先物中心に買い戻しが入った。円高・景気対策に対する期待感が高まり、日経平均は一時9000円大台を回復した。なお、引き続き、27日のバーナンキFRB議長の講演や4-6月期の米GDP改定値発表を控え、投資家の様子見気分は強かった。

東証33業種では、ゴム製品、繊維製品、石油・石炭製品、精密機械、証券、商品先物、機械、電気機器、金属製品、輸送用機器、建設、非鉄金属、鉱業などが値上がりした。一方、保険の1業種だけが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは山水電気(6793)、2位はソースネクスト(4344)、3位はヘリオステクノH(6927)。一方、値下がり率トップは愛知時計(7723)、2位はイマージュホールディングス(9947)、3位はビックカメラ(3048)。