
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
08月19日 15時07分
相場概況(主力株)/19日の日経平均は前日比122.14円高の9362.68円
19日の日経平均は前日比122.14円高の9362.68円、高値は大引け値、安値は始値の9242.84円。東証一部の売買代金は1兆1194億円、値上がり銘柄数は1065銘柄、値下がり銘柄数は430銘柄、変わらずは430銘柄。日経平均は続伸。
18日の米国株式市場では、NYダウは続伸し、前日比9.69ドル高の10415.54ドル、ナスダック総合指数は3日続伸し、同6.26ポイント高の2215.70ポイントで取引を終えた。ディスカウントストア大手ターゲットの既存店売上高見通しを受けて米個人消費に対する過度の懸念が後退し、消費関連株が買われた。一方、原油先物相場が下落したことを背景に、エネルギー関連が相場の足を引っ張った。
NY円相場は反発し、前日比05銭円高・ドル安の1ドル=85円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=109円80~90銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は小反落。WTI期近の9月物は前日比0.35ドル安の1バレル75.42ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続伸。12月物は前日比3.1ドル高の1トロイオンス1231.4ドルで取引を終えた。
19日付け産経ニュース(ネット版)は、「円高・株安に対応するため政府が20日の経済関係閣僚会議から検討に入る追加経済対策と並行して、日銀も追加の金融緩和策の検討に着手することが18日、分かった。企業の資金調達を後押しし、景気下支え効果が期待される「新型オペレーション」(新型オペ)の拡充が有力視されている。」と報じた。
この報道を受け、東京外国為替市場で円高に歯止めが掛かり、前場の日経平均はピン引けとなった。市場の一部では、GPIFの流入観測が囁かれていた。ここ最近までの相場調整で売り叩かれていた銘柄群のリバウンドが目立つ。一方、商いは低調な夏枯れ相場は継続した。なお、出所・真偽の程は不明だが、本日14時、日銀が臨時会合で追加の金融緩和を発表するのでは、という噂が囁かれていたもよう。
昼休み中に、日銀がきょう臨時の政策決定会合を開く可能性は低いとの報道が伝わったが、後場の日経平均は堅調な展開を続けた。市場では、臨時の会合は明日が本命との声が聞かれ、政策期待が終日相場をサポートした格好。売り方の損失覚悟の買戻しも断続的に入ったとみられる。日経平均はピン引けとなり、日足のローソク足は、陽の丸坊主となった。
東証33業種では、不動産、その他金融、非鉄金属、証券、商品先物、精密機械、電気機器、鉱業、その他製品、輸送用機器、鉄鋼、保険、繊維製品などが値上がりした。一方、空運、電気・ガス、パルプ・紙、医薬品の4業種が下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはシルバー精工(6453)、2位はレオパレス21(8848)、3位はテイクアンドギヴニーズ(4331)。一方、値下がり率トップはチャイナボーチー(1412)、2位はドン・キホーテ(7532)、3位は日本板硝子(5202)。