< 相場概況(主力株)/6日の日経平均は前日比11.80円安の9642.12円

来週の為替見通し/じり高の展開、84.50-86.80円のレンジを想定 >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

08月06日 15時24分

来週の相場見通し/市場参加者激減、東京株式市場は夏枯れ・超閑散相場へ

来週はお盆ということもあり、市場参加者が激減し、東京株式市場は夏枯れ・超閑散相場になることでしょう。足元では円高が進行中です。それに対して、政府・日銀がアクションを起こすなら、話は別です。しかし、そうではないのなら、日経平均はここ最近の取引レンジの9176.12円(7/22安値)~9807.36円(7/14高値)のレンジ内で方向感なく、推移する公算大です。

現時点では、25日移動平均線(6日現在、9498.06円)がサポートしています。これを割り込むと、9176.12円(7/22安値)を目指すことになるとみています。ただし足元では、米国株式市場が堅調です。今晩の雇用統計通過後の米国株が崩れないのなら、25日移動平均線は強力なサポートラインであり続けると考えています。

ところで、日本に加え、米欧でもデフレに陥る懸念が浮上し、安全資産とされる国債が買われています。米欧では物価上昇率が縮小傾向にあり、日本に続いてデフレに陥る懸念が浮上しています。IMFによれば、2010年の経済全体の物やサービスの需要と供給力との差(需給ギャップ)は日米欧でマイナス約1兆ドル(約86兆円)に及ぶそうです。

このように先進国全体で、デフレが懸念される状況では、債券が買われ易く、株は売られ易い状況が続くでしょう。確かに足元では、(1)企業の好業績、(2)マクロ指標が思ったほど悪化していないこと、(3)FRBによる追加の金融緩和期待、などで、米国株は堅調です。しかし、雇用環境が改善せず、米個人消費が低迷、欧州景気が緊縮財政で悪化するようなら、将来的に、米国は内需・外需共に先行きの懸念が強まりかねません。

米国株については、当面の大天井を付けるべく、上昇しているように感じます。現在のサマーラリー終了後、相当深刻な調整局面が到来する可能性が高いと危惧しています。日本株に関しては、米株のサマーラリー期間中は堅調を維持できるでしょう。しかし、円高が影響して、追随しても日本のサマーラリーの上値余地は限定的とみています。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)