< 相場概況(主力株)/28日の日経平均は前日比123.26円高の9762.98円

来週の為替見通し/1ドル=88.50-92.50円で方向感が定まりづらそう >

カブ知恵速報

カブ知恵速報

藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

05月28日 16時34分

来週の相場見通し/リバウンド想定も、二進一退の緩慢な戻り相場

来週の東京株式市場はリバウンド相場をイメージしています。日経平均の想定レンジは9500円~10200円程度です。よほど、欧米金融市場が荒れて、株安、円高、ユーロ安にならない限り、日経平均は5月27日の9395.29円を目先底にした自律反発が継続するとみています。

日経平均は4月5日の11408.17円から5月27日の9395.29円まで、2012.88円下落しました。この三分の一戻しが10066.25円、38.2%戻しが10164.21円、半値戻しが10401.73円、61.8%戻しが10639.25円です。よって、今回のリバウンドのミニマム・ターゲットは10066.25円です。

なお、ユーロに関する警戒感は一時に比べ緩んだとはいえ、手放しで楽観できる状況ではありません。このため、来週も、欧州発のネガティブ・ニュースで相場が下振れする可能性は残っています。それでも、日経平均が27日に9395.29円を付ける過程で、現時点で想定される相当な悪材料を、相場は織り込んだとみています。

このため、日経平均が9395.29円を割り込まない限り、押し目では、売り方の買戻しと、出遅れた投資家の押し目買いが優勢な状況が継続すると考えます。同時に、押し目では国内年金の買いも入ることが予想されます。

一方、6月4~5日に韓国・釜山で開くG20財務相・中央銀行総裁会議では、世界の金融システムの安全性を高めるための措置について協議する見通しです。このため、来週は週を通じて政策協調期待が燻りますので、下がり難く、上がり易い相場環境になるとみています。

なお、投資環境が劇的に好転したわけではないため、売り方の買戻しが加速して、上昇ピッチに弾みがつく相場は想定していません。利食い売りやヤレヤレの戻り待ちをこなしながら、二進一退の緩慢な戻り相場を想定しています。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)