09月05日 09時24分
今週、影響の大きかった報道に、「トヨタグループが広告費を3割削減する」というのがある。
当然ながら、広告関連企業はかなり大きなダメージが予想される。
ネット系よりもテレビや雑誌などの媒体の方がおそらく影響は大きいだろう。
広告代理店も・・・。
ただし、こうなることは、5月の時点である程度予測できた。
というのも、5月8日の決算発表の席で
社長から、社内のコスト意識の低さを嘆いた発言があったからだ。
いくつかのメディアで報道されているが、パワーポイントによる紙の多用、カラーコピーの無駄な利用に苦言を呈したという。
おそらくこの時点で、多大なコストがかかる広告費削減は視野に入っていたはずだ。
見方を変えれば、5月の時点で米国景気など先行きの厳しさを予測していたということでもある。
「さすがトヨタだ・・・」と言えなくもない。
とにかく、トヨタが30%も広告費を削減するのだかれら、自動車メーカーなど、ほかの企業も広告費を減らしてくるはず。
ということは、既存テレビ局などメディア関連や広告関連企業は、これからが正念場となる。
P.S.
選挙関連(フラップジャパンなど)は、例外だが・・・。