とれまがファイナンス - 6/9の相場：「東電カジノ」 - 格差社会と闘う投資術

 
本日の相場：「東電カジノ」

日経平均         9467.15  ↑17.69（+0.19％）
日経平均先物   9490    　↑30（+0.31％）
TOPIX              812.95　↓1.50（-0.18％）
マザーズ           464.00   ↓0.71（-0.15％）
リート指数      1035.22 　↑0.38（+0.04％）

ダウが0.1％、NASDAQが0.9％の続落。
為替も80円を割れたり回復したりという水準。
日本はGDから始まったが、SQ前日らしく最後は節目の引力。
9501東電は4億株という震災後最大の出来高を記録。
一時25％安の150円割れまで下がったかと思いきや、
そこから30％急上昇という完全な投機値動きに。
流動性抜群でいくらでも資金をぶっ込める状態なので、
大人から子供まで誰もが参戦できる金融カジノとなった。
7974任天堂は続落、6758ソニーも一時2000円大台割れ。
特に材料はないが6367ダイキンが終日強い値動き。
太陽光絡みでは6937古河電池、6934新神戸電機に物色。
8690ユナイテッドアーバンは新株還流、GDから陽線引け。

新興市場は東電に投機資金を奪われて閑散状態。
4751CAが寄り後に高値を更新したが伸びきれずに失速。
2766風力や3622ネットイヤーなど投機組も元気なく、
新興所属の太陽光テーマ株も今日は動きなし。
やはり東電のボラと流動性の魅力の前では仕方ない。