とれまがファイナンス - 前場概況(主力株）/10日前場の日経平均は前日比15.51円高の7984.54円 - カブ知恵速報

10日前場の日経平均は前日比15.51円高の7984.54円、高値は９時８分の8124.79円、安 値は10時13分の7963.54円。東証一部の売買代金は5684億円、値上がり銘柄数は924 銘柄、値下がり銘柄数は646銘柄、変わらずは136銘柄。日経平均は小幅反発。

９日のＮＹダウは前週末比9.72ドル安の8270.87で取引を終えた。ガイトナー財務長官が 10日に発表する金融対策を見極めたいとのムードが強かった。ＮＹ円相場は反発した。前 週末比40銭円高・ドル安の1ドル＝91円40-50銭で取引を終えた。円は対ユーロで横ば いだった。前週末終値と同じ1ユーロ＝118円85-95銭で取引を終えた。

本日の東京株式市場は手掛かり材料難で、もみあい相場となった。明日は建国記念日で東 京株式市場は休場でもあり、模様眺め気分が強まった。10日付け日本経済新聞が、「ロシア が民間債務の返済繰り延べ交渉を欧州をはじめとする外国銀行に要請することが９日、明 らかになった。」と報じたことで、東京外国為替市場でユーロが急落し、輸出関連株に売り 圧力が強まった。

東証33業種では、保険、証券、商品先物、銀行、建設、ガラス・土石、金属製品、サービ ス、パルプ・紙、水産・農林、倉庫・運輸、小売、情報・通信などが値上がりした。一方、 海運、ゴム製品、鉄鋼、その他金融、鉱業、機械、非鉄金属、輸送用機器などが値下がり した。個別では、東証一部の値上がり率トップは日本綜合地所（8878）、２位はエス・サイ エンス（5721）、３位はシルバー精工（6453）。一方、値下がり率トップはあおみ建設（1889）、 ２位はサンケン電気（6707）、３位はリサ・パートナーズ（8924）。