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カブ知恵速報 藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

06月03日 15時34分

来週の為替見通し/円相場は強含みの展開、レンジは1ドル=79.50-81.80円を想定

今週の円相場は強含んだ。5月シカゴPMIや5月米消費者信頼感指数などが予想を大幅に下回り米景気の先行きに慎重な見方が強まったため円買い・ドル売りが入った。5月ADP全米雇用リポートで非農業部門雇用者数が大幅に市場予想を下回ると、雇用市場の回復ペースが鈍化しているとして円買い・ドル売りが加速。米10年債利回りが3.00%を割り込むなど米金利の低下が進んだことも円相場を押上げ、2日に80.55円まで上昇した。

半面、米格付け会社ムーディーズは5月31日、日本政府の格付け「AA2」を引き下げ方向で見直すと発表したほか、否決はされたものの菅内閣に対し内閣不信任案が出されたこともあり、一方的に円が買われる地合いにはならず、円の上値は限られた。

来週、米国では7日に4月消費者信用残高、9日に新規失業保険申請件数、4月貿易収支、4月卸売在庫、10日に5月輸出入物価指数、5月・月次財政収支などの発表がある。 また、米連邦準備理事会(FRB)は8日に米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表する。

米財務省は、7日に3年債320億ドル、8日に10年債210億ドル、9日に30年債130億ドル規模の入札を実施する。

その他、ガイトナー米財務長官、フィッシャー米ダラス連銀総裁、ロックハート米アトランタ連銀総裁、ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁、ピアナルト米クリーブランド連銀総裁、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長、イエレンFRB副議長などの講演が予定されている。

一方、日本では7日に5月外貨準備、5月景気動向指数・速報値、5月マネーストックM2、8日に4月国際収支、5月景気ウオッチャー調査、9日に1-3月期実質国内総生産(GDP)改定値、5月消費者態度指数、10日に4月第三次産業活動指数、5月国内企業物価指数などの発表がある。

来週は米国では経済指標の発表が少ないものの、米国債の入札が行われるため、米金利の動きが相場に影響を及ぼすだろう。ベージュブックは6月21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の討議材料になることもあり、各地区連銀の景気動向を確認したい。日本では1-3月期実質GDP改定値が相場への影響度が高い。

来週の円相場は強含みの展開になるだろう。レンジは1ドル=79.50-81.80円を想定している。米景気の減速が鮮明になりつつあり、米金利も低下しているため、ドルを買いにくい地合いとなっている。景気の基調が急に好転することはなく、円・ドル相場は値を上げやすい。

ただ、円サイドに目を向けると解散・総選挙はいったん避けられたが、与党内の混乱・確執が残り政治の混迷が再燃する可能性があるほか、日本の格付けの引き下げへの警戒感もくすぶる。円の上昇ペースは緩やかで、上値は限定的だろう。国内輸入企業からの円売り・ドル買いや、個人投資家からの戻り待ちの円売り・ドル買い注文が観測されていることも円上昇の抑制要因だ。

(グローバルインフォ株式会社)

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