とれまがファイナンス - 相場概況（主力株）/２日の日経平均は前日比166.07円高の10371.09円 - カブ知恵速報

２日の日経平均は前日比166.07円高の10371.09円、高値は前引け値、安値は９時１分の10287.74円。東証一部の売買代金は１兆4499億円、値上がり銘柄数は1072銘柄、値下がり銘柄数は464銘柄、変わらずは147銘柄。日経平均は大幅に続伸。

１日のＮＹダウは前週末比118.20ドル高の10185.53ドルで取引を終えた。１月のＩＳＭ製造業景況感指数が58.4と、市場予想の55.5程度を上回ったことが好感された。

ＮＹ円相場は続落。前週末終値比35銭円安・ドル高の１ドル＝90円55～65銭で取引を終えた。円は対ユーロで３日ぶりに大幅に反落。前週末比１円10銭円安・ユーロ高の１ユーロ＝126円20～30銭で取引を終えた。

ＮＹ原油先物相場は５日ぶりに反発。ＷＴＩ期近の３月物は前週末比1.54ドル高の１バレル74.43ドルで取引を終えた。ＮＹ金先物相場は反発。４月物は前週末比21.2ドル高の１トロイオンス1105.0ドルで取引を終えた。

前場の東京株式市場は、米株反発、円安を好感した買いが先行した。輸出関連株や、資源関連が買われ、相場を押し上げた。リコール対応策を発表したトヨタ（7203）が８日ぶりに反発した。これも市場に安心感を与えたとみられる。また、上海株式市場がプラススタートしたことも追い風となった。

後場に入り、豪中銀が利上げを見送ったことが伝わり、豪ドルが下落した。これを受け、輸出関連が伸び悩み、日経平均も伸び悩む場面があった。しかし、国内機関投資家と観測される買いが入り、大引けにかけ、日経平均は締まって取引を終えた。

東証33業種では、石油・石炭製品、海運、卸売、輸送用機器、証券、商品先物、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、ガラス・土石、不動産、機械、電気機器、精密機械、その他金融などが値上がりした。一方、その他製品、陸運、食料品、医薬品の４業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップはディー・エヌ・エー（2432）、２位はイーグル工業（6486）、３位はオイレス工業（6282）。一方、値下がり率トップは日本航空（9205）、２位は山水電気（6793）、３位はＣＨＩグループ（3159）。