とれまがファイナンス - 前場概況（主力株）/20日前場の日経平均は前日比53.91円高の10818.81円 - カブ知恵速報

20日前場の日経平均は前日比53.91円高の10818.81円、高値は９時29分の10860.93円、安値は10時58分の10813.21円。東証一部の売買代金は6415億円、値上がり銘柄数は808銘柄、値下がり銘柄数は640銘柄、変わらずは216銘柄。日経平均は３日ぶりに反発。

３連休明け19日の米国株式市場は大幅反発。ＮＹダウは15日比115.78ドル高の10725.43ドルで取引を終えた。オバマ政権の医療保険改革が行き詰まり、改革で業績が圧迫されるリスクが取り除かれるとの期待から、ヘルスケア関連株が大きく上昇し、相場を押し上げた。

ＮＹ円相場は３日ぶりに反落。15日終値比40銭円安・ドル高の１ドル＝91円10～20銭で取引を終えた。円は対ユーロで３日続伸。15日比30銭円高・ユーロ安の１ユーロ＝130円20～30銭で取引を終えた。

ＮＹ原油先物相場は６日ぶりに反発。ＷＴＩ期近の２月物は15日終値比1.02ドル高の１バレル79.02ドルで取引を終えた。ＮＹ金先物相場は反発。２月物は15日終値比9.5ドル高の１トロイオンス1140.0ドルで取引を終えた。

100％減資されるＪＡＬ（9205）は日経225から本日から除外され、ＪＲ東海（9022）が22日に補充される。20日からの日経225の除数は24.656のまま変わらない。ＪＡＬは前日比３円安の２円、ＪＲ東海は同7000円高の689000円で前場の取引を終了した。

前場の東京株式市場では、米株反発、円高一服を好感した買いは入ったが、買い一巡後は、日経平均は伸び悩んだ。

東証33業種では、ガラス・土石、ゴム製品、医薬品、石油・石炭製品、非鉄金属、サービス、保険、精密機械、鉄鋼、卸売、鉱業、輸送用機器などが値上がりした。一方、空運、証券、商品先物、銀行、海運、食料品、小売の６業種が値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは川島織物セルコン（3009）、２位は豊田通商（8015）、３位はソフトブレーン（4779）。一方、値下がり率トップは日本航空（9205）、２位は大和小田急建設（1834）、３位は津田駒工業（3217）。