国内旅行でも航空便遅延保険が付帯するクレジットカードおすすめ5選

クレジットカードコラム

国内旅行でも航空便遅延保険が付帯するクレジットカードおすすめ5選

最終更新日 2024年1月26日

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「国内の航空便遅延保険って必要?」
「航空便遅延保険ってなにを補償してくれるの?」
「国内線の航空便遅延保険が付帯するカードが知りたい」

クレジットカードの保険では、旅行傷害保険だけではなく航空便の遅延・欠航の際に補償をしてくれる「航空便遅延保険」があります。

航空便遅延保険は国際線だけに付帯していればいいという方もいるかも知れませんが、台風や雪などの天候に左右されがちな国内旅行時にも備えておきたい補償です。

しかし、国際線の航空便遅延保険が付帯しているカードは多くありますが、国内旅行時に航空便遅延保険を利用できるカードは希少となっています。

今回は、国内線でも航空便遅延保険が付帯する、コストパフォーマンス抜群のクレジットカードを特集します。

国内航空便遅延保険が付帯するおすすめクレジットカード

国際線での航空便遅延保険が付帯しているカードは多くなっていますが、国内線でも航空便遅延が付帯するカードは希少です。

また、旅行に利用するクレジットカードには、航空便遅延保険以外の特典にも注目してカードを選択したいですよね。

ここでは、国内航空便遅延保険が付帯する、優秀なクレジットカードをご紹介します。

スクロールします
カード名
JCBゴールド

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

ANAカード(ワイドゴールドカード)

dカード GOLD

JCBプラチナ

年会費
初年度無料、2年目以降11,000円(税込)
15,400円
15,400円(税込)
11,000円(税込)
27,500円(税込)
還元率
0.5%〜10%
1%
0.5%〜1%
1%〜10%
0.5%〜10%
発行期間
最短5分でカード番号発行可能
約2週間
最短3営業日
最短5営業日
最短5分でカード番号発行可能
申込資格
学生を除く20歳以上で安定した収入のある方
20歳以上で安定した継続収入のある方
原則として、満20歳以上でご本人に安定継続収入のある方
※ゴールドカード独自の審査基準により発行
満18歳以上(高校生不可)かつ安定した継続収入があること
学生を除く25歳以上で安定した収入のある方
入会特典
最大30,000円キャッシュバック
最大113,000マイル相当プレゼント
2,000マイルプレゼント
合計最大11,000ポイントプレゼント(期間・用途限定)
最大64,500円キャッシュバック
公式サイト

JCBゴールド ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。※スマートフォン保険の適用条件【1】補償対象スマートフォンの通信料の支払いに当カードを指定【2】 事故発生の時点で補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
ANAカード(ワイドゴールドカード) ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
dカード GOLD
JCBプラチナ ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。※スマートフォン保険の適用条件【1】補償対象スマートフォンの通信料の支払いに当カードを指定【2】 事故発生の時点で補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う

各カードを詳しく紹介します。

JCBゴールド

非公開: JCBゴールド

4.7
本カード初年度無料、2年目以降11,000円(税込)
家族カード1,100円(税込)※1人目無料
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%〜10%
申込資格学生を除く20歳以上で安定した収入のある方
国際ブランドJCB

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。※スマートフォン保険の適用条件【1】補償対象スマートフォンの通信料の支払いに当カードを指定【2】 事故発生の時点で補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う

選ばれる理由
初年度年会費無料、両面ナンバーレスタイプも選択可能
最短5分発行が可能な希少なゴールドカード
【スマホ保険付帯】スマートフォンのディスプレイが破損した際に、修理費用を最高5万円まで補償
セブン-イレブンやスタバ利用でポイント最大20倍
Amazon利用でもポイント3倍
最高1億円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
空港ラウンジサービス利用可能
入会キャンペーン
  • 最大30,000円キャッシュバック

期間2025年3月31日まで

バランス重視で選びたい方におすすめ

  • 国内線でも航空便遅延保険が付帯
  • 空港ラウンジ・手荷物無料宅配サービスを利用可能
  • 年間最大5万円までのスマホ保険が付帯

国内外の航空便遅延保険が付帯する優秀なゴールドカードが「JCBゴールド」です。

国内
航空便
遅延保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
乗継遅延費用最大2万円
出航遅延・
欠航・搭乗
不能費用
最大2万円
手荷物遅延費用最大2万円
手荷物紛失費用最大4万円
国内旅行
傷害保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
死亡・後遺障害最高5,000万円
入院保険金 (日額)5,000円
通院保険金 (日額)2,000円
手術保険金最高20万円

国内航空便遅延保険、国内旅行傷害保険の適用条件は「利用付帯」なので、旅行代金などをJCBゴールドで支払えばどちらも適用されます。

ゴールドカード専用の「ゴールドデスク」が用意されており、航空便遅延保険の利用の際にも待ち時間なくオペレーターに接続することができます。

ゴールドカード特典として、空港ラウンジサービスや手荷物無料宅配サービスも利用できますので、旅行用のカードとしてもバランスの取れたカードです。

スマートフォンのディスプレイが破損した際に年間最大50,000円までが補償される保険も付帯しますので、旅行時にスマホの画面割れのトラブルが起きても安心です。

バランス重視で選びたい方におすすめ

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

非公開: ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

4.4
本カード15,400円
家族カード2,200円(税込)
ETCカード無料
ポイント還元率1%
申込資格20歳以上で安定した継続収入のある方
国際ブランドJCB
選ばれる理由
どこで利用してもANAマイル還元率1.0%
PASMOのチャージでマイルが貯まる
東京メトロ乗車で貯まるメトロポイントもマイル移行可能
継続・フライトでボーナスマイルがもらえる
最高1億円の海外旅行保険は家族特約も自動付帯
年間500万円のショッピング保険
空港ラウンジ無料利用可能
入会キャンペーン
  • 最大113,000マイル相当プレゼント

期間2025年1月15日まで

航空便遅延費用が自動付帯

  • 国内旅行傷害保険、航空便遅延保険が自動付帯
  • いつでもANAマイル1%還元
  • PASMOチャージでマイルが貯まる

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)は、国内外の航空便遅延保険をはじめ、最高5,000万円の国内旅行傷害保険、家族特約も付いた海外旅行傷害保険もすべて自動付帯の旅行時の補償が手厚いクレジットカードです。

国内
航空便
遅延保険
適用条件自動付帯
補償対象本会員
家族会員
乗継遅延費用最大2万円
出航遅延・
欠航・搭乗
不能費用
最大2万円
手荷物遅延費用最大2万円
手荷物紛失費用最大4万円
国内旅行
傷害保険
適用条件自動付帯
補償対象本会員
家族会員
死亡・後遺障害最高5,000万円
入院保険金 (日額)5,000円
通院保険金 (日額)2,000円
手術保険金最高20万円

カード利用では、マイル移行手数料無料で1%還元でANAマイルを貯めることができます。

さらに、PASMOオートチャージ・クイックチャージでもマイルが貯まり、東京メトロ乗車で貯まるメトロポイントもANAマイルに移行できるので、PASMO・東京メトロ利用者にもおすすめです。

航空便遅延費用が自動付帯

ANAカード(ワイドゴールドカード)

非公開: ANAカード(ワイドゴールドカード)

4.0
本カード15,400円(税込)
家族カード4,400円(税込)
ETCカード550円(初年度無料)※年1回以上利用で翌年度無料
ポイント還元率0.5%〜1%
申込資格原則として、満20歳以上でご本人に安定継続収入のある方 ※ゴールドカード独自の審査基準により発行
国際ブランドVisaMastercardJCBアメリカン・エキスプレス

※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

選ばれる理由
どこで利用してもANAマイル1%還元
ANAグループ便の搭乗で25%ボーナスマイル
入会&継続にそれぞれ2,000マイルプレゼント
国際線利用時に「ビジネスクラス専用チェックインカウンター」が利用可能
国内主要空港のラウンジが使い放題
Visa・Mastercard®が選択可能
入会キャンペーン
  • 2,000マイルプレゼント

海外旅行で大活躍!コスパで選ぶならこの1枚

当サイトでは
受付を停止しています

  • 家族カードでも航空便遅延保険が利用可能
  • いつでもANAマイル1%還元
  • 同伴者1名まで無料の空港ラウンジサービス

いつでもANAマイルが1%還元で貯まる「ANAカード(ワイドゴールドカード)」にも国内航空便遅延保険が付帯します。

国内
航空便
遅延保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
乗継遅延費用最大2万円
出航遅延・
欠航・搭乗
不能費用
最大1万円
手荷物遅延費用最大1万円
手荷物紛失費用最大2万円
国内旅行
傷害保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
死亡・後遺障害最高5,000万円
入院保険金 (日額)5,000円
通院保険金 (日額)2,000円
手術保険金最高20万円

適用条件は利用付帯ですが、家族カードでも国内航空便遅延保険が利用できます。

空港ラウンジサービスは同伴者1名まで無料で利用可能なので、家族カードを併用すれば4人まで無料で利用できます。

家族特約も補償される最高5,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯し、国際線ではビジネスクラス専用チェックインカウンターも利用できますので、海外旅行時にも役立つカードです。

dカード GOLD

非公開: dカード GOLD

4.6
本カード11,000円(税込)
家族カード1,100円(税込)※1人目は無料
ETCカード無料
ポイント還元率1%〜10%
申込資格満18歳以上(高校生不可)かつ安定した継続収入があること
国際ブランドVisaMastercard
選ばれる理由
ドコモケータイ・ドコモ光料金がポイント10%還元
最短5分のスピード審査】土日祝日でも対応
18歳以上の学生から申込OK、選べる3種の券面デザイン
3年間最高10万円までのケータイ補償が付帯
家族カード無料!ケータイ補償も付帯
d払いを使えば1.5%のポイント還元
ahamoの利用可能データ量(20GB)なら+5GBのボーナスパケット付
年間100万円以上の利用で11,000円相当クーポン進呈
入会キャンペーン
  • 合計最大11,000ポイントプレゼント(期間・用途限定)

18歳以上の学生から申込めるゴールドカード

当サイトでは
受付を停止しています

  • 家族カードでも航空便遅延保険を利用可能
  • 空港ラウンジ無料サービス
  • ドコモユーザーはポイントがガンガン貯まる

ドコモユーザー必携の「dカード GOLD」は、非常に優秀な補償が付帯したゴールドカードでもあります。

国内
航空便
遅延保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
乗継遅延費用最大2万円
出航遅延・
欠航・搭乗
不能費用
最大1万円
手荷物遅延費用最大1万円
手荷物紛失費用最大2万円
国内旅行
傷害保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
死亡・後遺障害最高5,000万円
入院保険金 (日額)5,000円
通院保険金 (日額)3,000円
手術保険金最高5万円

dカード GOLDでは、無料で発行可能な家族カードでも、本カードとほぼ同等のサービスをうけることが可能となっており、家族だけでの旅行の場合でも航空便遅延保険が付帯します。

また、家族カードでも航空便遅延保険が付帯しますので、家族旅行で遅延や欠航が起こった場合には、家族分の食事代が補償されるのですね。

空港ラウンジサービスが付帯しているほか、プレミアムクーポンではホテル宿泊の優待もうけることが可能となっており、お得に旅行を楽しむことができます。

ドコモケータイ料金の10%がポイントバックされる特典もありますので、ドコモユーザーなら作っておかなければ損といえるカードとなっているのですね。

JCBプラチナ

非公開: JCBプラチナ

4.6
本カード27,500円(税込)
家族カード3,300円(税込)※1枚目無料
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%〜10%
申込資格学生を除く25歳以上で安定した収入のある方
国際ブランドJCB

※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。※スマートフォン保険の適用条件【1】補償対象スマートフォンの通信料の支払いに当カードを指定【2】 事故発生の時点で補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う

選ばれる理由
年会費27,500円(税込)の格安プラチナカード
【スマホ保険付帯】スマートフォンのディスプレイが破損した際に、修理費用を最高5万円まで補償
24時間365日対応のコンシェルジュサービス
コース料理1名分無料のダイニング特典
最高1億円の海外旅行保険が付帯
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ラウンジ招待
京都駅ビル内のJCBラウンジが利用可能
入会キャンペーン
  • 最大64,500円キャッシュバック

期間2025年3月31日まで

最短5分発行が可能なプラチナカード

  • コスパ最強のプラチナカード
  • コンシェルジュ・ホテル特典が利用可能
  • お得なダイニング特典も充実

申込可能な最上位のJCBカード「JCBプラチナ」にも国内航空便遅延保険(利用付帯)が付帯します。

国内
航空便
遅延保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
乗継遅延費用最大2万円
出航遅延・
欠航・搭乗
不能費用
最大2万円
手荷物遅延費用最大2万円
手荷物紛失費用最大4万円
国内旅行
傷害保険
適用条件利用付帯
補償対象本会員
家族会員
死亡・後遺障害最高1億円
入院保険金 (日額)5,000円
通院保険金 (日額)2,000円
手術保険金最高20万円

年会費27,500円(税込)でありながら、旅行の手配にも役立つコンシェルジュサービスや、ホテル・旅館で客室のアップグレードなどの優待が受けられる「JCBプレミアムステイプラン」が利用できるので、旅行時の安心感と快適さをどちらも求めたい方におすすめです。

また、レストランでの飲食代金が割引や、2名以上のコース料理利用で1名分が無料になるダイニング特典も付帯しますので、旅行時だけでなく日常でも特典を活用できます。

最短5分発行が可能なプラチナカード

国内でも役立つ航空便遅延保険

クレジットカードでうけられる補償の中で、航空便の遅延の際に利用できる航空便遅延保険は優秀な補償です。

搭乗する予定の航空便が遅延や欠航をしてしまった場合、不測の食事代や、時間帯によっては宿泊代金を支払う必要が発生してしまいます。

航空便遅延保険では、一定時間以上の航空便の遅延や欠航があった場合、食事代や宿泊代金を補償してもらうことができます。

ゴールドカード以上のカードに付帯していることの多い航空便遅延保険ですが、国内線でも航空便遅延保険が付帯するカードは希少です。

中には遅延の起こりやすい海外での補償だけうけられればいいのでは?と思う方もいるかも知れませんが、国内線でも飛行機は遅延がつきものとなっています。

国土交通省の発表した、2016年4月〜6月の各航空会社の遅延率を見ると、

  • ピーチ航空:19.69%
  • ジェットスター:19.33%
  • 日本トランスオーシャン航空:10.33%
  • ANA:10.23%
  • バニラエア:9.41%

と、ANAですら10%オーバーの遅延率が記録されています。

特に、ピーチ航空やジェットスターなどのLCC便では、20%近い遅延率が記録されており、5回乗ったら1回は飛行機が遅れる計算です。

島国の日本では、天候による飛行機の遅延も起こりやすくなっており、国内線でも航空便遅延保険が必要になるケースは多いのですね。

国内での出張の多い方はもちろん、年間1回以上飛行機に乗る方の場合は、保険をかける意味でも航空便遅延保険が付帯したクレジットカードをオススメします。

航空便の遅延なら航空会社は補償してくれないの?

「航空便が遅れて損をしたのだから、航空会社が補償してよ!」と、飛行機が遅れてイライラしてきたら、こう怒鳴りつけてしまいたくなる気持ちもわかります。

ただし、実際に航空会社から補償をうけることができる可能性があるか?というと、補償をうけられる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

航空会社の航空便の遅延による補償は、天候の悪化などに起因する不可抗力の場合は免責とする、と定められています。

天候の悪化を起因とするというのがくせ者で、出発空港が快晴の場合でも、機材繰りの直前の便が天候の悪化で遅延した場合にも遅延が起こってしまいます。

日本は縦に長い島国となっていますので、どこのタイミングで天候の悪化を起因とした遅延が起こるかわからないのですね。

航空便の遅延による費用は、航空便遅延保険の付帯したクレジットカードで備えておくのが大人の対応、ということです。

航空便遅延保険の種類と受けられる補償

国内線でも航空便遅延保険が付帯しているクレジットカードを利用すれば、航空便の遅延が発生した場合の、不測の食事代や宿泊代金を補償してもらうことが可能です。

ただし、航空便遅延保険の補償には適用の条件や、補償される支払いの内容が細かく設定されています。

ここでは、航空便遅延保険の種類と、受けられる補償を解説しましょう。

乗継遅延費用

航空便を乗り継ぐ予定の際に、乗り継ぎ地点までの到着便が遅延し、搭乗する予定だった乗り継ぎ便に搭乗できなかった場合に補償されます。

到着便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便に搭乗できなかった場合の、宿泊料金や食事代を補償してもらえるのですね。

宿泊代金も補償してもらうことができますので、万が一代替便が翌日まで予定が無い場合でも安心ですよね。

注意が必要なのが、到着予定時刻からではなく、実際に到着した時刻から4時間搭乗できなかった場合に補償されるという点です。

出航遅延・欠航・搭乗不能費用

もっとも遭遇する頻度の高いトラブルが、搭乗予定便の出稿遅延や欠航のトラブルです。

出航遅延・欠航・搭乗不能費用は、搭乗予定の便が遅延や欠航などによって、出航予定時刻の4時間以内に代替便に搭乗できなかった場合、補償されます。

台風や雪などで4時間以上の遅延や欠航が起こるケースは国内線でも充分にあり得ますので、非常に重要度の高い補償となっているのですね。

ただし、補償されるのは食事代のみというケースが多くなっていますので、補償を利用する際には注意が必要です。

手荷物遅延費用

航空便は時刻どおり到着したものの、手荷物の到着が遅れている、というケースは少なくありません。

手荷物遅延費用では、航空便が目的地に到着してから6時間以内に、航空会社が受託した手荷物が目的地に運搬されなかった場合に補償されます。

補償の対象となるのは、手荷物が遅延してしまったために必要になった、衣類や生活必需品の購入費用などが対象となります。

ビジネス出張などの場合、手荷物が到着してなくても、とにかく予定に間に合わなくてはならないケースがありますので、こうした補償は嬉しいですよね。

手荷物紛失費用

あまり遭遇したくないトラブルですが、航空会社が受託した手荷物が紛失した場合にも補償をうけることが可能です。

航空便が目的地に到着してから48時間以内に、受託した手荷物が目的地に運搬されなかった場合に補償されます。

到着後96時間以内に目的地で購入した衣類や生活必需品の購入費用が対象となります。

紛失の場合でも、カード会社の定めた条件の金額しか補償されませんので、貴重品は必ず機内に手荷物として持ち込むようにしましょう。

航空便遅延保険で食事代をフル活用しよう!

航空便が遅延するとその段階でストレスフルですが、航空便遅延保険をフル活用してゴージャスな食事を食べちゃいましょう!

航空便遅延保険では、トラブルの内容によって受けられる補償が変わります。

乗継遅延費用食事代・宿泊代
出航遅延・欠航・搭乗不能食事代
受託手荷物遅延衣類・生活必需品
受託手荷物紛失衣類・生活必需品

国内線の利用の際に、もっとも遭遇するリスクの高いトラブルである出航遅延・欠航・搭乗不能費用では、食事代のみが補償されます。

補償される金額はカード会社によって異なりますが、最大2万円程度が補償されるケースが多くなっています。

ですので、航空便の遅延の憂さ晴らしをするためにも、航空便遅延費用が使えるケースでは、補償金額いっぱいまでゴージャスな食事をしちゃいましょう!

遠慮して牛丼などで済ませた場合には、実費の数百円しか補償されませんので、もったいないですよね。

実際に航空便遅延費用を利用した方の実例では、

  • 上海ガニのコース
  • 搭乗の直前に買ったスタバのコーヒー
  • カフェで食べたスイーツ

のすべてが補償された実例もあります。

トラブルのストレスを少しでも解消するためにも、補償金額MAXまで使い切っちゃいましょう。

1人での旅行の場合、食事で2万円を食べるというのもなかなかある機会ではないですよね!

航空便遅延保険利用の際の注意点

航空便遅延費用を利用する場合には、後日カード会社に請求して実費を補償してもらう形をとります。

カード会社に請求をする際には、

  • 遅延・欠航の証明書
  • 食事した店舗の領収書
  • 航空券のコピー

などを提出する必要があります。

特に重要になってくるのが、航空会社の遅延・欠航の証明書ですが、進行形で遅延・欠航している空港のカウンターにはとても近づけたものではありません。

ほとんどの航空会社では、ネットから遅延・欠航の証明書をプリントアウトすることができますので、確認して利用するようにしましょう。

航空便遅延費用の付帯条件を確認しよう

国内線で航空便遅延費用を利用する際には、クレジットカードの保険の付帯条件を確認しておく必要があります。

ゴールドカード以上のカードでは、海外旅行傷害保険は自動付帯となっているカードが多くなっていますが、国内旅行は利用付帯となっているケースもあります。

利用付帯の場合には、航空券を対象のクレジットカードで購入した場合にのみ、航空便遅延保険を利用することが可能です。

航空券を購入する前には、保険の付帯条件を確認して、利用付帯の場合には対象のクレジットカードで航空券を購入するようにしましょう。

国内でのフライトにも航空便遅延保険は必須の補償!

今回は、国内でも航空便遅延保険が付帯する、コストパフォーマンス最強のクレジットカードを特集してきました。

  • 国内線でも航空便遅延保険は役立つ補償
  • 航空便遅延保険では食事代をMAX利用しよう
  • 航空便遅延保険付きのカードは旅行特典で選ぼう

国内線でも航空便遅延保険が利用できるカードは希少となっており、非常にコストパフォーマンスに優れたカードであるといえます。

国内でもLCCを中心に遅延・欠航は起こりうるトラブルとなっていますので、備えあれば患いなしですよね。

航空便遅延保険付きのクレジットカードを選ぶ際には、空港ラウンジサービスなどが付帯しているカードを選択すれば、より快適な旅行を楽しむことができます。

本記事の編集者
とれまがクレカ編集部

クレジットカードに関する役立つ情報を発信しています。