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TOKYO株ニュース

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小暮隆文

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09月22日 18時24分

情報に揺れる銘柄は、抜ければ大きく動く(カプコン)

 先週取り上げたカプコン(9697)が4.24%の下げ。

 リーマンは直接保有していないと会社側がコメントしたというし、土曜は専門紙の巻頭で紹介されていたのに、この下げはなぜだろう?

 今日は全体市場が好調であったし、同社へのアナリストによる格下げもなかった。少なくとも、1日に4%下げるような雰囲気ではないと思うのだが。

 ヤフー掲示板などには、まだ「リーマンによる売りか?」などと書かれているが、これは情報不足。

 あるとすれば、こんな理由か。

 この銘柄は外国人の機関投資家が継続買いしてきた株なので、本国の事情で現金化(売却)した可能性。

 しかし、米国不安もとりあえずは解消した気配があるし(中期的にはわからないが)、カプコン単体も押し目買いゾーンまで下げている。

 さらにオイシイ状態となったのか、「流れが来なかった」ので一旦退却か。正念場だろう。