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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月17日 08時27分

本日の相場見通し/想定レンジは16400円~16700円程度、連日の窓空けへ

16日の米国株式市場では、NYダウは3日続落、前日比111.97ドル安の17068.87ドル、ナスダック総合株価指数も3日続落、同57.322ポイント安の4547.834ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同3.15(15.43%)高の23.57だった。原油先物相場の下落やロシアの通貨ルーブルの急落が嫌気された。原油先物相場が反発し、ロシアの通貨ルーブルが下げ幅を縮小したことをきっかけに、ダウは取引時間中に急伸し、一時246.6ドル高の17427.44ドルを付けたが、その後は一転して上げ幅を縮小し、下げに転じてこの日の安値圏で終わった。

NY円相場は大幅に続伸し、前日比1円40銭円高・ドル安の1ドル=116円35~45銭で取引を終えた。ロンドン市場の取引時間では一時115円57銭近辺と11月17日以来およそ1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。NYでの円は対ユーロで続伸し、前日比70銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=145円90銭~146円00銭で取引を終えた。

NY原油先物相場は5日ぶりに反発した。WTI期近の2015年1月物は前日比0.02ドル高の1バレル55.93ドルで取引を終えた。一時53.60ドルまで下げ、期近物として09年5月6日以来ほぼ5年7カ月ぶりの安値を付けた。その後、上げに転じた。NY金先物相場は5日続落した。15年2月物は前日比13.4ドル安の1トロイオンス1194.3ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物3月物は16560円大証精算値比170円安だった。

NYダウが乱高下して、ほぼ安値引けし、円相場も円高推移。これでは、投資家の買い意欲が盛り上がることはない。日経平均は3日続落する見通し。想定レンジは16400円~16700円程度。ここまでの下落で、日経平均は9日と10日(17658.14円~17773.30円)、12日と15日(17258.32円~17298.19円)、15日と16日(16895.39円~17037.21円)の窓を空けている。今日も窓を空けて下落スタートする公算が大きい。そして、円相場が急激に円安に振れない限り、昨日安値16714.83円を上限にした「窓」をまた空けることだろう。

ロシア中央銀行が現地時間16日未明に政策金利を6.5%引き上げ年17.0%としたが、ロシア経済への懸念は市場で燻り続けている。また、16日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まったが、17日の結果発表を見極めにたいとのムードも終日強い状況が続くだろう。

本日に関しては、10月31日と11月4日とで空けた窓(16533.91円~16720.99円)埋めを意識しておきたい。また、13週移動平均線(16日現在16482.98円)もサポートとしては有力だ。しかし、これらを割り込むようだと、9月25日高値16374.14円や、13年12月30日の16320.22円あたりまでの下落は覚悟しておく必要はある。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)