
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月16日 08時28分
本日の相場見通し/終日軟調相場となる公算が大きい
15日の米国株式市場では、NYダウは続落、前週末比99.99ドル安の17180.84ドル、ナスダック総合株価指数も続落し、同48.440ポイント安の4605.156ポイントだった。恐怖指数(VIX指数)は同0.66(3.13%)安の20.42だった。11月の米鉱工業生産指数は市場予想を上回って改善したことはポジティブだった。しかし、16日からのFOMCを前に買い手控え気分が強まる中、原油価格の下落に歯止めが掛からないことから、センチメントが悪化し、売り圧力が強まった。
NY円相場は3日ぶりに反発し、前週末比1円円高・ドル安の1ドル=117円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前週末比1円35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=146円60~70銭で取引を終えた。
NY原油先物相場は大幅に4日続落した。WTI期近の2015年1月物は前週末比1.90ドル安の1バレル55.91ドルで取引を終えた。NY金先物相場は4日続落した。15年2月物は前週末比14.8ドル安の1トロイオンス1207.7ドルで取引を終えた。
シカゴ日経平均先物3月物は16705円大証精算値比315円安だった。
軟調な米株と円高を受け、本日の日経平均は続落する見通し。想定レンジは16600円~16900円程度。テクニカル的に、25日移動平均線(15日現在17416.84円)を下回っている間は調整期間であり、下振れし易い状況だ。ただし、現時点での押し目限界は、10月31日と11月4日とで空けた窓(16533.91円~16720.99円)埋め、及び、13週移動平均線(15日現在16542.84円)とみており、仮に、シカゴ先物レベル(16705円)まで下がれば、その後の下値余地は限定的とみている。その一方、本日に関しては今のところ、15日に日銀がETFを374億円買ったことと、政府・与党が、法人実効税率を2015年度に2.5%程度引き下げる調整に入ったとの報道くらいしか、好材料が見当たらないため、終日軟調相場となる公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)