< 来週の為替見通し/1ドル=117.50-121.90円を想定

外資系6社、売り1520万株、買い830万株、差引き690万株売り越し >

カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

12月15日 07時23分

本日の相場見通し/米株安で売り先行、与党大勝で目先の材料出尽くし売りも

12日の米国株式市場は大幅反落、NYダウは前日比315.51ドル安の17280.83ドル、ナスダック総合株価指数は同54.565ポイント安の4653.596ポイントだった。と11月10日以来ほぼ1カ月ぶりの安値で終えた。恐怖指数(VIX指数)は同1.00(4.98%)高の21.08だった。国際エネルギー機関(IEA)による15年の需要見通しの引き下げを受け、原油先物相場が大きく下げ、センチメントが急速に悪化。石油関連のみならず、金融や景気敏感株など、幅広い銘柄に売りが広がった。

NY円相場は続落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=118円75~85銭で取引を終えた。円は対ユーロで続落し、前日比75銭円安・ユーロ高の1ユーロ=147円95銭~148円05銭で取引を終えた。

NY原油先物相場が大幅に3日続落。WTI期近の2015年1月物は前日比2.14ドル安の1バレル57.81ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。2月物は前日比3.1ドル安の1トロイオンス1222.5ドルだった。

シカゴ日経平均先物3月物は17135円大証精算値比245円安だった。

14日投開票の第47回衆院選では、定数475のうち、自民党は291議席と公示前の295議席には届かなかったが、連立を組む公明党との合計では、衆院選公示前と同じ326議席で勝利し、参院で否決された法案を再可決できる衆院の3分の2の317議席超を維持した。これは事前報道に沿った結果であり、驚きはない。しかし、ネガティブでもない。

本日の相場に関しては、週末の米株安の影響で売りが先行しよう。日経平均の想定レンジは17000円~17400円程度。テクニカル的に、25日移動平均線(12日現在17408.08円)を下回っている限り、調整が続くとみている。今後、11日の17043.63円を割り込むようなら、10月31日と11月4日とで空けた窓(16533.91円~16720.99円)埋めを意識しておきたい。一方、25日移動平均線を上抜ければ、「掉尾の一振」実現に向けて騰勢が強まる見通しだ。原油安を主因とした米株下落と、自公圧勝による材料出尽くし感を背景とした、売り一巡後は、徐々に買いが優勢となり、年末高に向かうというのが、本日から大納会の期間のメインシナリオだ。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)