
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
12月09日 07時40分
本日の相場見通し/日経平均は5日移動平均線±100円程度の推移を想定
8日の米国株式市場では、NYダウは反落、前週末比106.31ドル安の17852.48ドル、ナスダック総合株価指数も反落、同40.064ポイント安の4740.691ポイントで取引を終えた。恐怖指数(VIX指数)は同2.39(20.22%)高の14.21だった。原油先物相場が下げ基調を強め、シェブロンやエクソンモービルといった石油株が軒並み売られ、ダウを押し下げた。
NY円相場は5日ぶりに反発した。前週末比75銭円高・ドル安の1ドル=120円65~75銭で終えた。円は対ユーロで3日ぶりに反発し、前週末比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=148円60~70銭で終えた。
NY原油先物相場は3日続落。WTI期近の2015年1月物は前週末比2.79ドル安の1バレル63.05ドルで終えた。一時は62.78ドルまで下げ、期近物としては09年7月30日以来およそ5年4カ月ぶりの安値を付けた。NY金先物相場は3日ぶりに反発した。2月物は前週末比4.5ドル高の1トロイオンス1194.9ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月物は17745円大証精算値比225円安だった。
米株が下落し、円安が一服したため、本日の日経平均は8日ぶりに反落する見通し。5日移動平均線(8日現在17825.39円)±100円程度の推移を想定する。昨日の日経平均は15.19円高だったが、東証マザーズ指数は2.5%安。とりわけ、直近IPOがひどい売られ方をした。今月のIPOラッシュで、換金売りがいきなり加速したようだ。また、ここ最近の人気銘柄のフィンテック(8789)の急落や、マーベラス(7844)の伸び悩みも、マインド悪化に拍車をかけたとみられる。この傾向が本日も続くようなら、アクティブ個人の動きが一段と鈍る可能性が高い。逆に、日経平均の騰勢一服で、主力株が見送られ、小型材料株への資金流入が発生するようなら、指数は下がっても相場の体感温度は上がることになるだろう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)