
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
11月04日 07時37分
本日の相場見通し/買い戻し一巡後は急反落も想定
3日の米国株式市場では、NYダウは3日ぶりに反落、前週末比24.28ドル安の17366.24ドルだった。10月のISM製造業景況感指数は59.0と前月から改善したことは好感されたが、前週末に過去最高値を更新した反動から、利益を確定売りが優勢だった。また、4日に投開票する米中間選挙を前に、手仕舞い売りが増えた。ナスダック総合株価指数は3日続伸、同8.166ポイント高の4638.907ポイントと2000年3月29日以来およそ14年7カ月ぶりの高値で終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.70(4.99%)高の14.73だった。
NY円相場は大幅に5日続落し、前週末比1円70銭円安・ドル高の1ドル=114円00~10銭で取引を終えた。一時114円20銭近辺と、2007年12月27日以来ほぼ6年10カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。円は対ユーロで3日続落し、前週末比1円65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=142円30~40銭で取引を終えた。
NY原油先物相場が3日続落した。WTI期近であるの12月物は前週末比1.76ドル安の1バレル78.78ドルで終えた。NY金先物相場は4日続落。12月物は前週末比1.8ドル安の1トロイオンス1169.8ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月限(円建て)は17345円大証精算値比855円高だった。
1ドル=114円付近の円安が好感され、3連休明けの東京株式市場では、日経平均の大幅な4日続伸が見込まれる。想定レンジは16800円~17400円程度。ただし、仮に17400円程度まで上昇した場合、10月31日と本日の2日間の上昇幅は、1741.8円(11.12%)に達する。さすがに、これはスピード違反であり、そのレベル(17400円付近)では利益確定売りが優勢になるとみている。また、そのレベルでの買いは、損失確定の売り方の踏みが大部分を占めるとみられ、その売り方の狼狽買い一巡後は、急激な下落が訪れる見通しだ。いずれにせよ、黒田バズーカ第2弾による余韻で、日本株、円相場共に、当分、ボラタイルな動きを余儀なくされよう。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)