
藤井英敏
マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵
10月03日 07時57分
本日の相場見通し/小幅に4日続落か、売り一巡後、買い戻しが入り4日ぶりに反発
2日の米国株式市場では、NYダウは小幅ながら4日続落し、前日比3.66ドル安の16801.05ドル、一方、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同8.110ポイント安の4430.195ポイントだった。ダウは一時130.67ドル安まで売られたが、売り一巡後に切り返す場面があるなど、下げ渋った。恐怖指数(VIX指数)は同0.55(3.29%)安の16.16だった。ラガルドIMF専務理事が、来週にもIMFが世界経済の成長率見通しを引き下げると言及したと伝わった。また、ドラギECB総裁は理事会後の会見で、ECBが買い入れる資産の規模や国債を含めた量的金融緩和策にまで踏み込んだ説明をしなかった。これらが嫌気材料だった。一方、3日発表の9月の米雇用統計が労働市場の回復を示すとの観測が根強かったことは相場のサポート要因だった。
NY円相場は続伸し、前日比45銭の円高・ドル安の1ドル=108円40~50銭で取引を終えた。円は対ユーロで3日続伸。前日比5銭円高・ユーロ安の1ユーロ=137円35~45銭で終えた。
NY原油先物相場は3日ぶりに反発した。WTI期近の11月物は前日比0.28ドル高の1バレル91.01ドルで取引を終えた。NY金先物相場は反落した。12月物は前日比0.4ドル安の1トロイオンス1215.1ドルで終えた。
シカゴ日経平均先物12月物15585円大証精算値比125円安だった。
NYダウが一時130.67ドル安から3.66ドル安に下げ渋ったように、シカゴ日経平均先物12月物も一時15370円まで叩き売られた後、15585円で終えた。なお、2日、CNBCテレビに出演したバフェット氏は、長期的な視野から米経済や米企業の将来性に改めて自信を示し、前日に複数の米主要銘柄に買いを入れたことを明らかにしたという。これが2日のダウの下げ渋りの一因になったとの指摘もあるようだ。
本日の日経平均は4日続落スタートも、ザラ場中、1ドル=107円台の円高にならない限り、小幅に4日続落か、売り一巡後、買い戻しが入り4日ぶりに反発するとみている。米雇用統計発表を控えた週末で、売り方の利益確定の買い戻しが入り易い需給と考える。ただし、上値を買い上がる材料は、今のところ見当たらないため、想定レンジは15500円~15750円程度だ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)