< 来週の相場見通し/日経平均は高値圏で、堅調に推移

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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月22日 07時40分

本日の相場見通し/飛び石連休の谷間であり、日経平均も上昇一服

19日の米国株式市場では、NYダウは5日続伸し、前日比13.75ドル高の17279.74ドルと、3日連続で過去最高値を更新した。一方、ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落し、同13.638ポイント安の4579.787ポイントで終えた。スコットランドの英国からの独立が回避されたことや、アリババ集団の新規上場が、公開価格68ドルに対して93.89ドルこの日の取引を終えるなど、好調だったことが好感された。

NY円相場は3日続落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=109円00~10銭で終えた。円は対ユーロで4日ぶりに反発し、前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=139円80~90銭で終えた。

NY原油先物相場は3日続落した。WTI期近物の10月物は前日比0.66ドル安の1バレル92.41ドルで取引を終えた。NY金先物相場は3日続落した。12月物は前日比10.3ドル安の1トロイオンス1216.6ドルで取引を終えた。

シカゴ日経平均先物12月物は16210円大証清算値比10円安だった。

20~21日のG20財務相・中央銀行総裁会議では、外国為替市場で進むドル独歩高に対しては目立った言及はなく、最近の市場の動きを事実上、追認したという。また、ルー財務長官が「ユーロ圏と日本の成長は期待外れだ」と述べ、米国は欧州と日本に政策の総動員を迫ったもようだとも伝わっている。このため、ドル高は加速し易く、また、米国からの外圧により更なる景気刺激策が実施される可能性が高まった点で、日本株及び日本経済にポジティブだった。

ただし、本日に関しては、飛び石連休の谷間であり、対ドルでも円安がやや一服し、さらに、これまでの日経平均の上昇ピッチが速いこともあり、日経平均も上昇一服が見込まれる。その一方で、ここまでの相場の上昇を見込んでいなかった投資家の損失覚悟の買戻しや、出遅れた投資家の買い意欲は強いため、下値は下値で相当堅そう。想定レンジは16000円~16300円程度。

ちなみに、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は19日が119.08%で、前週の12日は131.37%だった。この騰落レシオの低下をみる限り、相場の過熱感は乏しい。おそらくこれは、225採用銘柄だけが買われ、その他銘柄はそれほど買われていないことを示している。というより、225採用銘柄だけが裁定買いで、かち上げられたと観測される。逆に、225非採用銘柄の多くは、「日経平均上がれど、我が株上がらず」の冴えない動きとなっていたとみられる。仮に、本日以降、日経平均の上昇が鈍るようなら、短期マネーは主力の大型株から小型材料株にシフトしてくることが予想される。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)