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カブ知恵速報

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藤井英敏

マネー誌でもおなじみ藤井英敏さんの相場見通しは必見!株式市場の旬な情報をお見逃し無く!投資情報:カブ知恵

09月18日 07時30分

本日の相場見通し/16000円大台を終値で回復する展開を期待

17日の米国株式市場では、NYダウは3日続伸、前日比24.88ドル高の17156.85ドルと、7月16日以来、約2カ月ぶりに過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は続伸し、同9.430ポイント高の4562.189ポイントで終えた。恐怖指数(VIX指数)は同0.08(0.63%)安の12.65だった。FOMC声明では、米国債などを購入する量的金融緩和を10月の次回会合で終了するとしたが、事実上のゼロ金利については、量的緩和の終了後も「相当の間」維持するとの従来姿勢を堅持した。FRBが将来の政策金利の引き上げを急いでいないとの買い安心感が強まった。

NY円相場は3日ぶりに反落し、前日比1円20銭円安・ドル高の1ドル=108円30~40銭で終えた。一時108円38銭と2008年9月9日以来、ほぼ6年ぶりの円安・ドル高水準を付けた。FRBは、緩和的な金融政策からの出口戦略に関する基本方針を公表した。これにより、金利先高観が意識されてドルが買われた。円は対ユーロで続落し、前日比50銭円安・ユーロ高の1ユーロ=139円30~40銭で終えた。

NY原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI期近物の10月物は前日比0.46ドル安の1バレル94.42ドルで終えた。NY金先物相場は3日ぶりに反落した。12月物は前日比0.8ドル安の1トロイオンス1235.9ドルで終えた。

シカゴ日経平均先物12月物は15980円大証清算値比180円高だった。

今回のFOMCで2017年の政策金利の予想水準が市場の想定よりも上振れ、且つ、金融政策の正常化についての基本方針を示したことで、米長期金利の上昇圧力が強まった。これはドル高要因であり、日本株、とりわけ輸出関連企業の業績及び株価にはポジティブだ。これが日経平均を押し上げることになる。想定レンジは15800円~16100円程度。16000円大台を終値で回復する展開を期待したい。

ただし、大型株が強いから小型株が弱いという状況ではない。実際、昨日の日経ジャスダック平均株価は、9月1日以来、約半月ぶりに年初来高値を更新した。2006年7月以来、約8年2カ月ぶりの高水準まで上昇した。また、東証マザーズ指数はここ最近の高値圏で堅調だ。つまり、投資家は、「何かを売って、その売却資金で何かを買う」というわけではなく、「持っているものは保有を継続し、新たな資金を投入して別の何かを買っている」、即ち、株式市場に新規資金が順調に流入していると観測される。

(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)